アロマじゃなくてエッセンシャルオイル

アロマとは曖昧な定義

前回の続き)さて、今から1年半前に妻がdoTERRA(ドテラ)というメーカーの製品の購入契約をしてきて、その時に僕は「ふーん、アロマオイルか…いいね」と言ったのですが、つかさず妻が「違うよドテラはエッセンシャルオイルだよ」と言いました。僕にはアロマオイルとエッセンシャルオイルの違いが分かりませんでした。

「アロマ」というのはすごく広い意味の言葉のようで、「香り」とか「匂い」のことをアロマ(aroma)と言います。なので「アロマの香りの芳香剤(あるいは消臭剤)」とかシャンプーやコーヒーや、「アロマ」という冠を付与している製品は、山のようにありますね。

とはいえ、単に匂いなら何でもよいというわけではなく、多くのメーカーがアロマの冠をつけているものはラベンダーとかペパーミント、レモン、イランイランなど…葉は花や果実(あるいは樹皮)という植物から採取した匂い使っていることが多いですね。

というわけで、こうした製品をざっくり「アロマ製品」と呼びます。そして多くの製品は植物成分も入っていることがありますが、その多くは石油から作られた化学的(ケミカル)なものがほとんどです。

アロマオイルとは

その中でアロマオイルも、かなり曖昧な定義で、植物から採取した油分を使用していますが、それらの多くはアルコールや化学物質で希釈されているものが多いです。つまり主な成分はアルコールや化学物質だが、匂いや香り(=アロマ)を楽しむことが、目的な製品がほとんどです。つまり「香りを楽しむ」ということが主な使われ方。

そのため、街中のショップで販売されているアロマオイルは「雑貨」という扱いでの認可を受けています。そういう意味では割合は違うでしょうが、消臭剤や芳香剤とあまり変わりませんね。

doTERRAをはじめて1年半、家のなかのあちこちにオイルがあります(笑)

エッセンシャルオイルとは

広義のアルマオイルの中で、エッセンシャルオイルは日本語で「精油」と訳されています(Wikiぺディアで調べる)。簡単に説明すると植物の部位(葉、花、皮、茎、根、果実)から抽出した物質です。すなわち何も混じり気のない純粋な油分です。

例えばレモンやオレンジは果肉からオイルを作るのではなく皮から作ります。小学校の時にみかんの皮を蝋燭の炎にかざして皮を折ると、その油分でパチパチと線香花火のようになる実験をしたことないですか? あれが柑橘系果実の油分です。

植物によって抽出する箇所は様々ですが、その多くを水蒸気蒸留法という手法で油分を集めます。そうやって集めたオイルは本当に植物100%の純度。だからこそ、さまざまな植物の恩恵を受けることができるのです。

さきほど書いた街の雑貨店で販売されているアロマオイルには、こうしたエッセンシャルオイルが微量に配合されていますが、その比率は「香りづけ」という割合的なもので、植物の恩恵という世界観からは遠いものになっています。

最高純度のセラピーグレード

さてさて、合成化学物質を含まないオイルをエッセンシャルオイルと言いますが、その品質は様々です。その理由は、そもそもの植物の原産国の品質にあります。オイルの原材料の中に不純物があれば、そのぶんオイルの品質は落ちますし、収穫する土地によっても品質が異なるのは、想像できますよね。

そういった品質を国際的に定めるのがISOという規格ですが、多くのISOは民間の団体に基準設定を委ねています。例えばウェブデザイナーなら誰も知っているHTML言語のISOはW3Cというコンソーシアムに委ねているのと同じですわ。

そのエッセンシャルオイルのISO規格のベースになっているのが「フランス規格化協会=AFNOR」という団体です。そのAFNORの規格で合衆国のエッセンシャルオイルメーカーの製品調査をおこなったところ、不純物がないものは3社だけという結果が出ています。

こうしたセラピーグレードをクリアしているのが、doTERRAのオイルであり、これ以外にも、多くの第三者機関の検査をクリアしていることは、doTERRA社のアイディンティティでもありますが、あまり知られていないようです(なぜならアンチdoTERRAが多いから…笑)

これが僕がドテラについて、知った最初の知識。すなわち「品質レベルで最高である」ということです。この出発点は僕にとって、この製品を愛用することの大きなエビデンスになりました。そのことをもっと、多くの人に知ってもらいたくて、まだまだドテラ探求の旅は始まったばかりなのです。

つづく


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