サウンド・オン・サウンド/レッド・ノイズ(7/31)
このアルバム完成後は、ビルはテクニシャン揃いのメンバーを引き連れて、レコードと寸分変わらない完璧な演奏で、アメリカンツアーを行う。しかし、ツアーはもちろんアルバムもあまり売れずに、そのままレッド・ノイズは解体されてしまう。
このアルバム完成後は、ビルはテクニシャン揃いのメンバーを引き連れて、レコードと寸分変わらない完璧な演奏で、アメリカンツアーを行う。しかし、ツアーはもちろんアルバムもあまり売れずに、そのままレッド・ノイズは解体されてしまう。
ちなみに、僕がレッド・ツェッペリンを評価しているのは4人というメンバーに何の無駄もないということ。それはビートルズと同じ。というか演奏能力に関してはビートルズ以上だと思う
流石にジョルジオ・モロダーだけあって、独特のシーケンスサウンドが全体のうねりを作っている。この当時は今のようにシンセサイザーをコンピュータで制御できないので、おそらく32ステップ程度のシーケンサーで、16分音符のシーケンスを作って、それをセンド&リターンを使って別のシンセで鳴らしていたんだと思います。
アルバムに参加しているメンバーは、そのVDGGメンバー(だったら活動停止すんなよ…と思うのですがw)、それにキング・クリムゾンのロバート・フリップ。1969年ですから、クリムゾンが1stアルバムをリリースした頃で、フリップもやる気満々だったんでしょうね。
オープニングは、もう何度もラジオで聞き慣れた「メタル・グウル」そして、次の曲は、アコースティックギターで始まる「ミスティックレディ」…。そして次もミドルテンポのロック…。あれ?…と思った中学二年生の僕。
このアルバム以降、シドは目立った活動は行わず2006年に他界する。残されたピンク・フロイドのメンバーは、1975年にシドバットに捧げたコンセプトアルバム「炎〜あなたがここにいてほしい」をリリースする。