虹を翔る覇者/ブラックモアズ・レインボー(15/31)

久々のアードロックアルバム

31枚のロックのアルバムをレビューするという「ロックアルバム31」という企画も、これで15枚目。久々のハードロックバンドです。…と言っても、以前ハードロックバンドとしてレビューしたのは「IV/レッド・ツェッペリン(5/31)」でありまして、僕にとってレッド・ツェッペリンは、ハードロックバンドというカテゴリではないので、今回のレビューが初めてのハードロックバンドになります。

高校時代に、ハードロック好きな同級生で「おまえパープル派? ZEP派?」なんて会話がよくされていましたが、振り返ってみると高校のロック好きは、みーんなディープパープルが大好きだったように思います。僕自身、嫌いじゃないけど、大好きって感じでもなかった。

そんなこんながあって、大学生になりパンクロックやテクノ、ニューウェーブの洗礼を受けることで「ハードロックは聞いてはいけない」という風潮になり(笑)。とりわけ大学生になってまでディープパープルのカバーをやっているバンドは、僕たちからは白痴扱いされていました(ひどいw)

このアルバムはリッチー・ブラックモアがディープ・パープルを脱退して結成したハードロックバンド。レインボーのセカンドアルバム。実はバンド名が「レインボー」になったのはサードアルバムからで、ファーストはリッチー・ブラックモアズ・レインボーで、このアルバムはブラックモアズ・レインボーなんです(そんなことはどうでもよいw)

アパートでこっそり聞いていたレコード

このレコードをどうして買ったのかは記憶にないのですが、気がつくと大学生だった僕のアパートにありました(笑)。そして、思った以上にハードロックがかっこいい!と感じて、アポートでヘッドフォンで大音量で聴いていたものです(ボロアパートなので、ハードロックをスピーカーで聴けないw)

そして、僕がこのアルバムを聴いていたことや所有していたことは、みんなには隠していました(笑)。

このアルバムに続いて「キル・ザ・キング」が収録されている3枚目の「バビロンの城門」というアルバムも買ってみたのですが、すごく散漫な感じで「キル・ザ・キング」以外は退屈だったので、懲りました。

そもそも、僕はディープ・パープルというバンドに、なんの感動もしなかったので、レインボーも同様にメンバーが好きではなかった。だってリッチーはハゲてたし、ロニー・ジェイムス・ディオはチビでぶさいくでしたから(コージー・パウエルはかっこいいけどw)

ただ、このアルバムはバランスがいいです。A面の1曲めからB面のラストまで通して聴ける。どの曲が好きってことではなく、アルバム全体がバランスがよいのですよ。

強いてあげれば、B面のラスト2曲「Stargazer」「A Light in the Black」が圧巻。最後まで聞くと、ぐったり疲れます。

YouTubeで「A Light in the Black」を探してみたのですが、見当たらないので代わりに、Ayukaちゃんという、ハードロックなお姉ちゃんを貼ります。こんな若い女の子が、コージーパウエルを叩くって、いい時代ですなー。

そして、物足りない人のために「キル・ザ・キング」も貼ります。堪能してください(笑)。


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