傷だらけの天使を見ている

アマゾンプライムで傷天が見れる

Amazonプライムビデオ(プライム会員になると多くの映画やテレビドラマが無料で見れるやつ)のラインナップに、1974年10月5日から1975年3月29日まで、毎週土曜日22:00 – 22:55に日本テレビ系で放送された萩原健一、水谷豊出演のテレビドラマ「傷だらけの天使」が並んでいます。

1974年といえば、僕は高校一年生。中学三年生の2学期の最後で、住んでいた横浜から兵庫県西宮に引っ越して、高校生活にも慣れ始めた頃。そして主演の萩原健一(ショーケン)氏は、中学三年生で「太陽にほえろ」のマカロニ刑事で人気絶頂。その人気のピークに「おら、もう飽きた」と自ら殉職を志願して降板。その翌年には時代劇「風の中のあいつ」に出演。その後の僕たちがショーケンに飢えているときに登場したのがこのドラマ。

もうね、オープニングからやられます

傷だらけの天使といえば、ショーケンの思いつきだけでカメラマンの木村大作氏と2人だけで撮影したオープニング。昨年モデルチェンジしてしまったノザキのコンビーフ(くるくる巻いて缶をあけるやつ)も健在です。

そして何と言っても音楽。「太陽にほえろ」時代から音楽にこだわっていたショーケン。太陽にほえろでは石原裕次郎がJAZZのBGMを希望していたところに、ショーケンが「ロック」をゴリ押しして井上堯之の登用が決まったとか。ちなみに傷だらけ…は大野克夫がメインです。

今回、Amazonでオンエアが始まったことでYouTubeでは公開の緩和されたのでしょうか、色々とショーケン関係の番組を見ることができますね。一時期はこのオープニングが見られないので「ごっつ」を見て笑ってました。ダウンタウンもショーケン愛というか、傷だらけの天使愛がすごいので爆笑しつつもほっこりします。

そのダウンタウンと坂上忍、そしてショーケンが出演しているバラエティ番組もYouTubeにアップされていたので貼っておきます。晩年のまんまるになったショーケンがすごくいいんです。本当にお亡くなりになったのが残念。

そして監督とゲストが素晴らしい

現時点で、妻とゆっくりとAmazonで一話一話を噛みしめるように楽しんでいます。現時点では5話まで見終わりました。

そしてご存知だと思いますが、この作品はテレビドラマというよりは、毎回が1本の映画のような熱量で見ているものを圧倒します。なにしろ、監督が神代辰巳、深作欣二、恩地日出夫、工藤栄一…etc。

そしてゲストもすごい。特に女優陣。緑魔子、中山麻里、吉田日出子、川口晶、桃井かおり、篠ひろ子、関根恵子、坂口良子…。さらにそのほとんどの女優をヌードにしてしまうという傍若無人なドラマ。高校一年生の僕には、激しく刺激の強い映画でした。まさか「サインはV」のマリさんがストリッパーになとるは思わなかったし。さらにそれが猛烈な巨乳だとは…(爆)

もちろん男性陣もすごい。アキラの水谷豊は、このドラマ以降「寂しいオカマ」のイメージが強く(笑)、小学校の先生や刑事を演じられた時はびっくり。岸田森は、かつらを外して坊主頭を披露するし。高倉健との昭和残俠伝で蛇の目傘を手にしていた池部良は、ピンクの折りたたみ傘なのである。

さて、まだ5話までしか見ていないので、まだまだ先21話もお楽しみがあります。「たまらんぶし」もまだ先で待ってます。そしてここまでブログ書くためにスクリーンショットを撮ったのが楽しかったので、全部見終わったらまたブログ書きます。

我が青春よ、永遠なれ。


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