チキンで腹ごしらえ
夕方になり仕事を終えたYukiさんが迎えに来てくれました。ナッツベリーファームの正面には、「ピーナツ・ヘッドクォーター」という大きなショップがあり、ディズニーのように、スヌーピー関連のグッズをここで買うことができます。
そして遊園地を出て、そのまま右に進むと、マーケットプレイスがあり有名な鶏肉料理の店があるのです。ここも行列ができるようなレストランらしく、Yukiさんに予約をとってもらって、店内へ。
ロサンジェルスに40年住んでいるYukiさんに、全部注文してもらいました。こっちのレストランは量がハンパないので、一人一品を注文するのではなく、人数分より少し少ない皿を頼んでシェアするのが一般的だとか。それでもこの量です↓(笑)
それでも量的に余るので、お土産用にドギーバッグ(食べ残しを持って帰る箱)をもらうのもアメリカ的。実際、ここでも料理が余ってホテルに戻って、夜中に酒を飲みながら食べてしまいました。冷えても美味しかったというか、むしろ冷えた方が美味しかったような(笑)。
残念ながら大谷翔平は欠場
食事を終えて、Yukiさんの運転でアナハイムのエンゼルススタジアムへ。ロサンゼルス・エンゼルスといえば、日本人選手の大谷翔平なんですが、残念ながら本日は欠場。というか、この日に「日本に帰って手術をする」というニュースが発表され、昼間やたらと日本からLineで連絡が入っていました。残念っす。
僕はアメリカでメジャーリーグの試合を観るのは2回目で、15年くらい前にニューヨークのシェアスタジアムで、ニューヨークメッツの新庄選手を見たことがあります。その時、僕らの後ろに座っていた高校生が新庄を応援していて、ライトフライが飛んだ瞬間に立ち上がって「レッツゴー・シンジョー!」と叫んでいたのを思い出します。
アメリカで、こっちの人が日本人選手を応援してくれているのって、なんか感動します。今回も大谷選手が、どんな風にアメリカの人々に応援されているのか見たかったのですけど、この部分は残念。
しかし、スタジアムが近くとエントランスに大きな大谷選手の写真が飾ってありますし(上写真の一番右)、大谷選手のユニフォームを着ているアメリカ人の多いこと。スタジアム内のグッズも大谷グッズのコーナーには人が多かったです。なんか、こおゆうの嬉しいですよね。
スタジアムはエンゼルス応援一色
僕たちの席は3階。それでもグランドがとても近くに見えます。これは以前シェアスタジアムでも同じことを感じました。そういう意味でもメジャーリーグの試合観戦は大好きなのです。
あと、試合のペースが早い。タイムをとってコーチがマウンドに行くことなんて一度もないし、とにかくスピーディに試合が進む。そして何より素敵なのは、日本の野球のような「どんちゃん騒ぎ」がないこと。客席はとても静か。特にピッチャーがセットポジションに入ると、球場内がシーンとするので、球がキャッチャーミットに入る「スパン!」という音や、バットに当たった時の「カーン」って音が聞こえてくるのですね。そしてヒットが出れば大騒ぎだし、ホームランなんて出ようものなら、立ち上がってどんちゃん騒ぎなんですよ。
さらにスタジアムはエンゼルスの応援一色。映像を見てもらってもわかるように全てが赤色で埋め尽くされていますよね。残念ながら大谷の欠場、そして主力選手であるトラウトも故障で離脱したためか、試合はボコボコに打たれて負けました。8対3だったかな。
相手チームに4本ぐらいホームランを打たれたのですが、球場ではどかーんと花火があがるのに、客席は拍手も応援もない。静かにホームラン打った選手がダイヤモンドを走るだけ。これは相手チームはたまらんでしょうね。日本だと、少なくとも2割くらいはアウェイのチームを応援する観客がいそうなものですが、このあたりが地域と密着したメジャーリーグの試合なんでしょう。
完全に負け試合なので8階裏の攻撃が終わった段階で、席を立ちました。トイレに寄ってから1階席を覗くと、もう本当に試合を間近で見れる感じでした。よかったですよ。メジャーリーグ。また観たいです。