いよいよ自粛が延長されそうですね
首相の会見で、この自粛は延長されそうな気配ですね。今回はブログを書かなかった時期に感じた僕の不安を3つ書いてみます。
1. コロナウィルス で死亡する不安
緊急事態宣言までにも感じていたことなのですが、治療薬のない疾患のせいで「命を失う恐怖」というものを感じていました。ヒトからヒトへ伝染する病気であることから、緊急事態宣言後も自宅に引きこもることを自ら望んでいました。
ですが、昨日の記事「コロナ禍 なんかおかしい?」でも書きましたが、今回のCIVID19の日本の感染者数は、人口に対して0.01%で、死亡者数の割合は0.0003%です。地球規模で考えても感染者数は0.04%で、死亡者は0.002%。
それを理解すると、1ヶ月前のような不安は小さくなったことは事実です。とはいえ伝染病としては死に至る病気でもあり、用心は必要で、もちろん「死なないようにするための」自粛は僕も遵守しています。そして大切なのは感染しないように心がけることです。
そのためには、マスクと手洗いとうがいは欠かさない習慣ですし、外出する際はdoTERRAの強力な殺菌スプレーを持ち歩いています。そして何よりも重要なのは免疫力を養うこと。このブログでは「コロナウィルスと免疫力」という記事にも書きましたけど、以下の項目をこれまで以上に大切にしようと思っています。
- 適度な運動
- ストレスを貯めない
- 食べるものに気をつける
- 十分な睡眠
- いっぱい笑う
2. 自粛による経済クラッシュ
ふたつめの不安は、自粛の影響による経済的な不安。ほぼ1ヶ月の自粛によって国内の飲食店は大打撃をうけていますね。さらにこの先1ヶ月続くとなると生活必需品以外の商品を扱っている全ての小売業者は壊滅的な打撃を受けるでしょうね。
店舗だけでなく映画館などの娯楽施設も同様で、さらには宿泊観光業界、航空会社を含めた交通機関。また、在宅勤務がままならない企業は中小零細だけでなく、多くの倒産を引き起こします。
すでにアメリカでは3000万人の失業者が出ています。それは日本も同じで、このままでは人類始まって以来の世界恐慌になることは時間の問題ですね。
さらにここから1ヶ月の間、経済活動が停止するのであれば、多くの店舗が廃業に追い込まれ、リストラや倒産は相互作用によってますます増えていきます。そしてそれは、地域だけの問題ではなく日本全体、世界全体の問題ですから、多かれ少なかれ全ての地球上の民に大きな試練が降り注ぐに違いありません。
個人的に思うことは、今回のコロナ禍での最大の問題は疾患による生命の危機よりも、経済がクラッシュすることによる人々の不安。有名な話では、失業率と自殺者の数は比例すると言われています。
さらに経済的困窮はうつ病にも影響します。僕自身、娘が自殺した経験や、自分自身がうつ病になったことで、その苦しさはよくわかります。だからこそ、多くの人々はこの経済破綻にうまく立ち向かってほしいし、僕自身も心を壊すことなく生き延びたいと思っています。
3. 今後の世界の行方
ウィルスによる生命への危機、自粛による経済危機に続いて気になっているのは、今後の世界の行方です。
世界に蔓延したCOVID19は、中国武漢から発生しました。初期段階(2020年1月頃)は、僕も対岸の火事のように「大変だなー」と思っていたのですが、その後、詳細な発表をしないまま世界が油断している間に、中国最大の休暇「春節」の海外旅行によって、あっという間に世界にウィルスがばらまかれました。
しかもその初動時にWHOは、ウィルスによる影響は少ないで中国からの渡航を受け入れるように…などという発言をしています。
その後、あっという間に世界にウィルスが蔓延し、気がつけば世界中がパンデミックになっていました。
そして4月8日にはトランプ大統領がWHOへの拠出金停止の考えを示し、先週末にもトランプ大統領は、このウィルスの発生源は中国・武漢市にある研究所だという発言を行い、さらにそのことを表す証拠を見たという認識を示しました。
もう誰の目にも、中国とWHOが何かを隠しているという認識をしていることでしょう。そのことはアメリカだけでなくヨーロッパでも同じ意見で、この責任の所在が中国にあるという見方を示しています。
なんかね、これが一番「ぞわぞわ」していることなんです。なぜなら1929年に始まった「世界恐慌」は、その影響によって第二次世界大戦につながっていくわけです。
そして世界が中国を敵視し始めると同時に、その視線を感じている中国はどのような行動に出るのか…。そのあたりがとても不安です。
このコロナ禍の果てに、第三次世界大戦が勃発しないことを望むばかりですが、人類は二度の世界戦争で「戦争をすることの不毛さ」を学習していると信じたい。核爆弾の悲劇も二度とおこなさいと信じたい。
この3つめの不安は、日々大きくなるばかりで正直かなり苦痛なのですが、僕たちにはそれを避ける知恵があるのだと信じたい今日この頃であります。