「外タレ」ってもう死語ですか?(笑)
森川眞行です。相変わらず時間のあるときに「断捨離」を続けています。そんななかで、あるスクラップブックを見つけて、ページをめくっていると、そこにこれまでに観た外タレのコンサートチケットが貼り付けてありました。
もう今では「外タレ」って言わないのかな? 要するに海外のロックアーティストたちのことです。そのスクラップブックがこれ。
これまで観た外タレのコンサート
このブログでも書いていますが、僕が初めてみた外タレのコンサートは、デヴィッド・ボウイのライブでした。これは1978年、大阪の厚生年金会館です。このコンサートをきっかけに、大学時代か25歳くらいまで、多くのコンサートを観ました。以下、曖昧な記憶を手繰ってみました。
- デヴィッド・ボウイ(別々のツアーで2回観ている)
- ディーボ(2年連続で観た)
- ストラングラーズ
- ゲイリー・ニューマン
- ブームタウンラッツ(2年連続で観た)
- ジョン・フォックス
- キングクリムゾン
- クラフトワーク(別々のツアーで2回観ている)
- トーキングヘッズ
- ウルトラボックス
- スライ&ロビー
- ボブ・ウェルチ
- ニック・カーショウ
- U2
- スタイルカウンシル
- PIL
- ジャパン(土屋昌巳加入)
- YMO(外タレじゃないけど、別々のツアーで2回観ている)
- ジェフ・ベック
- ミック・ジャガー(ソロ)
- ZZトップ
- ジェームス・ブラウン
- エアロスミス
- ローリング・ストーンズ
- ポール・マッカートニー
…と、こんな感じですかね。まだいくつか漏らしているかもしれませんが、とりあえず。
多くは20代の思い出ですわ
やはり多くのコンサートは大学生から含めて20代の頃に観ています。大学時代はニューウェーブ系のバンドをやっていた こともあり、シンセサイザーを使っているゲイリー・ニューマン、ジョン・フォックス、ウルトラボックスのコンサートに痺れました(笑)
同じシンセサイザーをうまく使っているというか、シンセバンドというかテクノバンドのクラフトワークも感激しました。このYouTubeにもありますが、最後はオーディエンスが全員ステージ直下まで押し寄せていって、機材を触らせてもらったりしたんですよ。
オーディエンスが押し寄せるという意味では、ディーボもすごかった。特に最初の来日公演では、興奮した観客がステージまで上がって、警備員と鬼ごっこをしたりとか、スタイルカウンシルも同様で、最後の曲で観客がステージに上がって、ミックのキーボードセットを倒してしまって、緊急事態となり緞帳が降りてきたりとかね(大阪厚生年金会館)
僕がはじめてみたデヴィッドボウイのステージのように、蛍光灯をうまく使っていたのがジャパンのライブ。このYouTubeでもかっこいいミック・カーンが印象的。独特のカニ歩きが可愛かったです。残念ながらミック・カーンも召されてしまって、寂しい限り。
あと、映画「ストップ・メイキング・ザ・センス」にもなっている、ファンクなトーキングヘッズもかっこよかったです。このツアーでは、エイドリアン・ブリューが参加していて、合計してボウイ、クリムゾンと合わせてエイドリアン・ブリューのクレイジーなギターを三回観ています。
以外にパンク系は、あまり観てないのですがやっぱり印象的だったのは、京大西部講堂で観たストラングラーズ。オールスタンディングのライブで客席は先着順。僕たちは昼から西部講堂前に安全ピンやモヒカンのパンクスたちと並び、開場すると前から5列目くらいのスタンディング席(もはや席ではない)
朝の8時代の山手線や中央線のようなぎっしり詰まった客席で、全員がポゴダンス。あまりのすごさに多くの観客が酸欠状態になり、立ったまま気絶しているのですよ。それをステージからプロレスラーのような体格のローディーが、まるで畑から大根を抜くように、客を引っ張り上げて、マグロのようにステージ下手に並べているの。
もちろんサウンドも最高。この手のパンクバンドでは最高の演奏力だったし。みんな大人のヤクザみたいで迫力あった(つか怖かったw)
真冬のコンサートなのに、終わったら汗びっしょりで会場の外にでると、頭から湯気が出ていて、ブーツの中に汗が水のように溜まってました(まじで)
パンクといえば「セックス・ピストルズ」ですが、彼らはアメリカツアー中に解散していて、日本のオーディエンスには見ることができなかった。ですがジョニー・ロットンから、ジョンラ・イドンの本名にしてからのP.I.Lのライブには行きました。京都会館第一ホール。
オリジナルメンバーのキース・レヴィンとか、ジョー・ウォルブを解雇して、やたらと演奏の上手なスタジオミュージシャン風のバックバンドを引き連れてのツアーで、そのメンバーが演奏するセックス・ピストルズの曲は、やたらとかっこよかったです。
妻と結婚してからは、まだエアロスミス、クラフトワーク、ポールマッカートニーくらいしか、外タレのコンサートには足を運んでいませんが、残りの人生でもっともっとコンサートを観ておきたいです。