還暦ロックパーティ-3
波乱万丈な人生で、最初の家族を崩壊させてしまい、仕事もなんどもつまずいてきた僕ですが、こうして友達がいること、家族がいること。それが何よりの財産だと思いました。そしてさらに最後のみなさんのメッセージ。実はこれ娘が個別にメッセージしてもらったもののようです。
波乱万丈な人生で、最初の家族を崩壊させてしまい、仕事もなんどもつまずいてきた僕ですが、こうして友達がいること、家族がいること。それが何よりの財産だと思いました。そしてさらに最後のみなさんのメッセージ。実はこれ娘が個別にメッセージしてもらったもののようです。
今回のパーティは青山にある「HEAVEN青山」というライブハウス。正午には開けていただき、リハーサルのメンバーが集まります。今回の出演は、僕たちのバンド「PLANET CITY」と還暦ロックンロールバンド。さらに入籍パーティでも歌ってくれたぴーちゃんと、その歌の先生である愛さん。森川と森田さんのオベーション12弦ギターコンビ、シリコンカフェの常連さんだったハルナさんの歌に、みょうがくんのピアノ演奏…という、今回も盛りだくさんの内容。
僕たちは2017年に結婚しました。その記念というわけで2年前の7月29日に、浅草橋のコワーキングスペースを借りてパーティを行いました。タイトルは「シリコンカフェアゲイン!」その「シリコンカフェ」いうのは、僕と妻ののりこが2013年5月から2014年7月まで一緒に経営していた「ロックバー・シリコンカフェ」のことです。そのロックバーが閉店したのが7月29日でした。
創刊2号で三冊目の発行にして、最終号です(泣)。もちろん本誌そのものは格段にグレードアップして84ページ、表1,2,3,4は全てカラー。巻頭にも8ページのカラーグラビアを入れました。もちろん1号と同様にソノシート付き。さらに部数も取次店を通したこともあり大幅に刷ったものです。もちろん、そうなるとコストの方もすごくなって、この一冊を作るために写植代と製版代と印刷代で200万円近くかかっていました
この号から、表紙がカラーになり製本も中綴じではなく無線綴じ。ページ数も68ページに増えました。表紙はハナタラシ・ボアダムスの山塚アイさん。表紙に名を連ねているアーティスト(ミュージュシャン、美術作家、芸人、演劇家)は、伊集院明宏、インフェイク、桂さん福、コブラ、PSY・S、ザウンドシステム、思想犯罪、ツアラトゥストラ、中村雅之、VideGram、藤本由紀夫、豆村ひとみ、ヨデンマモル、リンゴ☆マンゴ。
この創刊準備号には僕と中澤君のふたり編集長の「創刊の言葉」、いわるるマニフェイスとを最初のページに掲載しました。改めて読むと脂汗が出てきそうな、恥ずかしい文章ですが、一方で20代前半で、僕はこんなことを考えていたのだと思うと、少しだけ褒めてあげたい気持ちになります(笑)
「サウンド&ヴィジョン」というのは、その5年前、僕が大学時代に参加していたミニコミの名称です。大学時代のサウンド&ヴィジョンは、いわゆる「ロッキングオン」をお手本にしたミニコミで、当時日本中に同じような志で、ロック批評のような作文を書いたミニコミが溢れていましたが、誰もロッキングオンに様にはなれかなったと思います。
芝居の本番では、この横12メートルの絵がクレーンで上に上がり、夕方から開演した公演で、テントの外が丸見えになり、そこにイントレで三段組した舞台に白い布が被せられ、さらに三本のマストの帆があがり、そこに炎と海の映像がプロジェクタ3台で投影するという、ドラマチックなクライマックス。
自分にとって一番古い記憶とか、景色ってなんだったのだろうと考えてみた。その記憶を手繰るために、生まれてから住んでいた街を書き出してみた。僕の家は父親が会社員で、証券関係の仕事をしていた。その関係で転勤が多く、当然のように家族も引越しで一緒に付いていっていたのです。