勝手にしやがれ!! / セックス・ピストルズ(9/31)
もしも、当時ジョニー・ロットン(あるいはマルコム・マクラーレン)がを首にしなければ。ピストルズはレッド・ツェッペリンのような偉大なバンドになっていたのかもしれません。
もしも、当時ジョニー・ロットン(あるいはマルコム・マクラーレン)がを首にしなければ。ピストルズはレッド・ツェッペリンのような偉大なバンドになっていたのかもしれません。
映画のなかで、ハルオが言っていたが、バンドってのは、うまくいっているときは怪獣みたいな破壊力がある。何をやってもうまくいく…と。確かにそうだ。リハーサルを重ねるごとにうまくなるし、それは一気にライブで放出される。新曲ができるのも、ツアー中だったりするもんな。バンドはツアーで成長する。そのことがよく解っている映画。
創刊2号で三冊目の発行にして、最終号です(泣)。もちろん本誌そのものは格段にグレードアップして84ページ、表1,2,3,4は全てカラー。巻頭にも8ページのカラーグラビアを入れました。もちろん1号と同様にソノシート付き。さらに部数も取次店を通したこともあり大幅に刷ったものです。もちろん、そうなるとコストの方もすごくなって、この一冊を作るために写植代と製版代と印刷代で200万円近くかかっていました
この号から、表紙がカラーになり製本も中綴じではなく無線綴じ。ページ数も68ページに増えました。表紙はハナタラシ・ボアダムスの山塚アイさん。表紙に名を連ねているアーティスト(ミュージュシャン、美術作家、芸人、演劇家)は、伊集院明宏、インフェイク、桂さん福、コブラ、PSY・S、ザウンドシステム、思想犯罪、ツアラトゥストラ、中村雅之、VideGram、藤本由紀夫、豆村ひとみ、ヨデンマモル、リンゴ☆マンゴ。
この創刊準備号には僕と中澤君のふたり編集長の「創刊の言葉」、いわるるマニフェイスとを最初のページに掲載しました。改めて読むと脂汗が出てきそうな、恥ずかしい文章ですが、一方で20代前半で、僕はこんなことを考えていたのだと思うと、少しだけ褒めてあげたい気持ちになります(笑)
「サウンド&ヴィジョン」というのは、その5年前、僕が大学時代に参加していたミニコミの名称です。大学時代のサウンド&ヴィジョンは、いわゆる「ロッキングオン」をお手本にしたミニコミで、当時日本中に同じような志で、ロック批評のような作文を書いたミニコミが溢れていましたが、誰もロッキングオンに様にはなれかなったと思います。