鶏胸肉と豚肉の下ごしらえ

実は冷蔵庫を買いました

今年になって、夫婦で相談してずっと欲しかったものを1ヶ月くらい前に購入しました。それは大型の冷蔵庫。最新型ではなく1年前のモデルなのですが、とにかく容量がデカくて、さらに野菜室、冷凍室、チルド室、さらにマイナス25度の瞬間急速冷凍機能が付いています。

冷蔵庫を買い換えた理由は、まず容量的に限界であったことなのですが、買ってみて急速冷凍機能や、冷凍室が大きいことで結果的にかなり食費のコスパがよくなりました。すなわち、肉や野菜などの素材を購入して下ごしらえをすることで、値段以上に楽しむことができるのですよ。今回は、その中でも豚肉と鶏肉(胸肉)の下ごしらえについて書きます。

今回のお肉は、鶏肉の胸肉と豚バラブロック。豚バラのブロック肉は昨日の記事「パンチェッタ作りに挑戦した」でもパンチェッタにしたりとか、活用方法が多いです。そしてもう一つは鶏の胸肉。実はね、胸肉って脂分が少なくてパサパサしてて、あまり得意じゃなかったのですが、妻が今回紹介する調理法で食べさせてくれてからは、大好きになりました。

鶏肉はじっくり茹で上げます

まず、胸肉の何がよいかといえば「安い」に尽きます。うちの近所のオーケーストアでは、グラム49円なので、1枚あたり150円から200円くらい。二枚パックを買うのが一番コスパがよいです。

まず最初に、鶏肉から皮を剥がします。鶏皮はパリパリしていて美味しいですよね。僕も焼き鳥屋さんに行くと必ず4本は食べます(←聞いてないw)。

なので、まずは皮を剥がします。このブログのトップの画像がそれです。今回は胸肉を4枚買ったので(それでも700円くらい)、大量に皮が取れました。皮をカットする下処理までは、面倒臭かったので、まとめて冷凍しておきました。(↓右上のタッパーに保存しているのが鶏皮)

まずは鍋で熱湯を作ります

今回は胸肉を茹でるのですが、普通に茹でてしまうと、普通にパサパサの胸肉になってしまいます。そこでこのやり方でじっくり茹であげるのがおすすめ。

まずは鍋でグラグラの熱湯を作ります。

グラグラと沸騰したら、火を止めてそこに胸肉を入れます。白く浮いているのは肉に入っていた血液の部分です(これは後から取り出す)。

そして胸肉を入れたら、蓋をして1時間そのままで余熱に浸します。こうすることでじわじわと胸肉に火が入っていき、パサパサにならずジューシーな仕上がりになるのです。これはおすすめ。絶対に美味しいのでやってみてね。

↑上が調理前、下が茹で上がった胸肉

さらに豚ブロック肉も同じように仕上げます

「ゆっくりと熱を入れる」というのは、肉を美味しく仕上げるようです。今回は豚のブロック肉も同じ方法で下ごしらえしました。

豚肉も1時間かけてゆっくりと加熱していきます。茹で上がった煮汁は肉の脂が浮いて、美味しいスープになりますよ。ちなみに、今回鶏胸肉は4枚連続で下ごしらえをしたので、濃厚なチキンスープ(下写真左)をゲットすることができました。

最後はマイナス25度で急速冷凍

下写真、右が鶏胸肉、左が豚バラを四分割したもの。いい感じに仕上がりました。

豚肉は1センチ弱くらいの厚さでカットします。美味しそうでしょ。普通にボイルするよりも絶対にジューシーなんです。このままパラっと塩をかけたり、ワサビ醤油や生姜醤油で食っても、酒の肴には最高ざんすよ。

鶏胸肉は、手でこまかく千切った状態のものと、豚肉のようにスライスした状態にしました。細かく千切ったものは、サラダに入れたりして使い道が豊富。我が家には、2歳の孫が頻繁に晩御飯食べに来てくれるので、このまま出してあげると、パクパクと美味しそうに食べています。良質なタンパク質なのでダイエットにもよいですよ。

仕上げは、マイナス25度で急速冷凍。普通の冷凍よりも超低温で一気に凍らせることで、旨味がそのまま凝縮されているような気がします。いや、気のせいではなく、確実に美味しいです。

いかがでしょう。料理の下ごしらえは時間がかかりますが(今回は全部で4時間くらい)、こうして作り置きしたものは、愛着があるぶん余計に美味しく感じます。そして何よりもコスパがいいのが最高だと思いませんか。


このブログは、ランキングに登録しています。下のボタンをクリックすると、モリカワブログに一票入り、ランキングが上がります。皆さまのご協力を賜りたく、ぜひクリック(タップ)してください。(クリックするとブログランキングの結果ページに移動します)
投票ボタン