音楽との出会いはテレビまんがでした。
さて、この「音楽のコト」カテゴリでは、その名の通りで音楽についての記事を書いていこうと思います。まずは自分が好きな音楽…というジャンルというか曲について書いてみようと思ってます。
で、自分が意識して「音楽が好き」と思えるようになったのは、やっぱりテレビの影響だったです。しかも歌番組じゃなくてテレビまんが(当時はアニメって言わなかったw)。幼き頃の僕はテレビの前に座って、食い入るように見ていた記憶があります。
当時僕の好きだったテレビまんがを振り返って、小学校時代のベスト10を挙げてみると…
- 少年忍者風のフジ丸
- レインボー戦隊ロビン
- 鉄人28号
- ビッグX
- タイガーマスク
- サイボーグ009
- エイトマン
- 悟空の大冒険
- 戦え!オスパー
- 怪物くん
なんて感じでしょうか。どの作品もタイトルを見ただけでオープニングの歌詞を間違えないで全部歌えてしまう自分が大好きです(笑)。
微塵がくれだ火炎の術だ
なかでも「少年忍者風のフジ丸」(Wikiペディア)という作品は、いま思い出しても最高です。意味不明の切なさと、漫画を通して流れている静かな空気感がすごく好き。もちろん動きも東映動画だけあって、フジ丸がまるで猿のように木と木の間を飛んでいくシーンは見事ですよね。
そして何よりも音楽が素晴らしい。全体に管楽器を中心にしたオーケストラレーションが素敵すぎる。間奏のメロディなんて、「いつかこんな曲を作ってみたい」と今でも思います。特に間奏の最後のホルンの音が最高です。
そしてメロディがなんとも切ない。途中の「微塵がくれだ火炎の術だ」の部分では、胸が締め付けれられませんか?
当時は何を歌っているのか聞き取れなかったよ
そしてさらにエンディングの「たたかう少年忍者」という曲も、全体に切なくてすごく好き。子供の頃という感受性豊かな時に見たから、記憶に残っているだけなのだろうか。この2曲は本当に記憶にぺったりと張り付いています。
ただね、当時はこの曲の歌詞が何を歌っているのか、よくわかってなかったのですよ(笑)。検索して「うたまっぷ」というサイトで歌詞を見ると「あー、こんな意味だったのかー」と50年ぶりに謎が解けました。
特に「キエーッ!この手だこの術だ、キエーッ!と気合い勇ましく」なんて、よくこんな歌詞を書いて、こんなメロディ付けたなぁと感心します。
そういう意味で、この2曲が持っている、なんとも切ない世界観はいつか自分も近い作品を作ってみたいと思っているのです。
こんな曲を作ってみたいと思うようになった
上部で「いつかこんな曲を作ってみたいと今でも思います」と書きましたけど、実は僕は昨年(2018年)還暦になった記念のバンドを再結成しました。
どんなバンドをしているかというと、全曲オリジナル曲のちょっとテクノなロックバンドなんです。そしてそのバンドでの演奏曲はほとんど僕が書いています。 要するに自分が作りたい曲を作って、演奏して、自分が歌いたい歌を歌う。そんな音楽作りに還暦の老人は最近没頭しています。
するとね、今まで影響を受けてきた曲を、改めて振り返ってみて、さらにその素晴らしい曲に対して最大限のリスペクトをするのは、影響を受けた音楽の世界観に少しでも近くことなんじゃないかと思ったりしています。