アイスナイン:PLANET CITY

バンドの楽曲をブログで紹介していきます

さて、バンドの活動として、まずは楽曲作りに専念し、そしてその経過をサウンドクラウドで公開していることを前回お知らせしました。そこで今日からPLANET CITYのそれぞれの曲を、このブログで書いていこうと思います。サウンドクラウドのページでも、ある程度の情報は公開していますが、基本情報だけなので、ここでは僕たちの曲に対する思い入れや、歌詞など…可能な限り書き綴っていく予定です。

最初に完成したのは「アイスナイン」

現在Logic Pro Xでデータの形になっているのは10曲くらいありますけど、その中でおそらく最初に完成した曲を紹介します。

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この曲は、大学を卒業してプラネットシティとして多重録音をしている時に完成させた曲です。実はこのバージョン↓も2回目のアレンジで、楽曲のアレンジが楽しくなり始めていた頃のものです。

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さらにライブで演奏したこともあります↓

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アイスナインとは

タイトルにもなっている「アイスナイン」とは、カート・ヴォネガットの「猫のゆりかご」というSF小説に登場する人類最後の兵器の名前。アイスナインは氷の結晶体の一つで、通常気圧下における融点は摂氏45.8度。通常の水に接触すると、その全てを連鎖反応的に凝固させてしまいます。つまりアイスナインが投下されると、すべてが凍りついてしまうのですね。

…なーんて書いていると恐ろしいSF小説のようですが、カート・ヴォネガットの小説は、ユーモアたっぷりでクスクス笑ったり、ニヤニヤしたり。そして最後は心の奥がほっこりするような小説なので、おすすめです。ぜひ読んでみてくださいね。

ただ、本当にアイスナインが投下されたら世の中はどうなるのかな…と少し考えてみて、その世界は多くのSF映画で描かれる壊れ果てた街並みや、瓦礫の山ではなく、ただひたすら凍っているだけの世界。それってもしかして、ある意味美しいのではないか…と思ったりしました。そのイメージがこの曲を作るきっかけになったのです。

以下に歌詞を貼りますね。

アイスナイン

息を潜める 氷の街
憶えているかい? 遠い日々を
何も変わらぬ アイ・リメンバー
閉ざされている遥かな景色
懐かしい広場 僕は一人で
ベンチに座り タバコ燻らす
見渡す景色 昔の記憶
変わっちゃいないよ 昔のままさ

アイスナイン…忘れないで
アイスナイン…思い出して

僕の愛したこの街並も
いま、足下で息を潜める
微かに見えた君の姿も
氷の中で眠りにつく

季節を告げる落ち葉が見える
凍てついた街並の中
僕の掌で凍ったまま
いつまでも、このままでいる
This ice nine 最後の警告
忘れたのかい エノラゲイを
かな人々…愚かな闘い
もう遅い スイッチオン!

作詞/作曲:森川眞行

ゴンゾはギターとベースの両方を担当

この曲のメンバー構成は以下の通り

  • 森川眞行:ボーカル、ドラムプログラム、パーカッション、コーラス、ボコーダー、シンセサイザー
  • ゴンゾ:エレキギター、フレットレスベース
  • みょうが:シンセサイザー
  • のりこ:コーラス

この曲は、過去に色々なアレンジで演奏してきたのですが、今回は一番やりたかった、ファンクな感じに仕上げました。途中のキーボードのソロは、みょうが君に「サックスみたいに弾いて」という無理難題を言ってしまったのですが、きちんと仕事をこなしてくれて、かっこいいです。

一応、このバージョンで完成なのですが、まだマスタリングでエフェクトのセンド&リターンとかをちゃんとできておらず、データが肥大化しているので、このあたりをきちんと整理したいです。

僕はまだまだマスタリングのテクニックの発展途上なので、頑張るしかありません。

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つづく


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