自粛延長と情報操作

自粛が延長されましたね

今日の首相の発表で、5月末を目処に自粛が延長されることになりました。いよいよ僕たちの生活は二度と2020年2月頃の日常には戻れないことが決定したんだと思います。

そんな首相の会見を昼間テレビで見て、その後インターネットのニュース、さらにテレビでオンエアされたニュースのYouTube版を見ていて思ったこと。なんか…自粛延長を決定した総理をじわじわと批判しつつ、さらに「この自粛はずっと続くのだ」という不安を伝えているように感じます。それを確かめようとして、ワイドショー的な番組を見ると、その報道姿勢はより露骨。

これはコロナ禍騒動が始まった時から、僕がずっと思っていたことです。僕自身、この騒動で気になっていたのは感染者数よりも死亡者数でした。なぜならウィルスが蔓延しはじめた当初、この疾患は死に至る恐ろしい病気=まるでペストのように。と思っていたからです。ところが以前の記事「コロナ禍 なんかおかしい?」にも書きましたが、日本の感染者数は14,000人で総人口の割合では0.01%。死亡者数は約400人で0.0003%。さらに言えば感染者の致死率は2%。こういった数字を大きく取り上げるメディアは少ない。

なぜでしょう。とにかく終日報道されているのは「新たにXX人の感染者が確認されました」という言葉だけ。

それまでテレビ(新聞も含め)での報道は、社会で起きていることを正確に伝えていると信じていました。子供の頃からずっと。しかし、今回の報道を見ていると、なんだかとても偏っているような気がしてなりません。とりわけ政府に不満を抱くような姿勢が見えて仕方ないのです。「アベノマスク」なんて言葉も100%マスコミが作った言葉であるにも関わらず、ぼーっとテレビを見ているひとは、同じように同調する。これって情報操作なんじゃないかと思えてきます。

例えば、最初の自粛時。マスコミは一刻も早く日本をロックダウンさせるべきだという風潮が列島を支配しました。僕自身も「コロナは怖い」と思っていましたから、政府に対して「早くロックダウンしろよ」とつぶやいていたことは事実。それに対して、東京都知事はヒステリックなくらいにロックダウンを唱えていましたよね。僕はその時は、なかなか百合子も頑張っているな…と思ったものです。

しかし、1ヶ月に及ぶロックダウンによって、僕たちは二度と昔に戻れないような致命的な打撃を受けます。そして、そうなることはロックダウンを発令する側にはわかっていたはずです。自治体のロックダウン推進派は、まるで意図的に経済をクラッシュさせようとしたのではないかと思ってしまうほど。むろん都知事が都民の生命を重視していることは十分に理解しての話です。

「いまは経済よりも生命が大事だ」と多くの評論家や元政治家がシュプレヒコールのように合唱してた時期もありましたね。確かに「命の方が大事」というのは誰もが納得できる文脈ですが、命と引き換えに経済を殺すことによって、この先命を落とす人口の方が増えてしまうかもしれないと懸念するのは僕だけでしょうか。しかも感染者の致死率は2%の疾患で。

今日の緊急事態宣言で感じたこと

これは個人的な意見ですが、安倍首相の緊急事態宣言のなかで「外出することを禁じていない」という言葉を二回も繰り返して強調しましたよね。僕はこの言葉の裏には「早く自粛を解きたい」という気持ちが隠されていると感じました。それは百合子とは対照的。そもそもロックダウンに政府は最後まで反対でしたしね。

だがしかし、1ヶ月を振り返ると、あの時は「1日も早く都市封鎖を」とみんなが思っていた。それって、もしかしたらメディアの情報操作に踊らされていたのかもしれない…と僕は無責任に思ってしまうほどです。

少し思い出して欲しいのが、日本がロックダウンを迫られる少し前、NYC在住の「あっしはニューヨークに住むただのシングルマザーです」という関西弁のおねーちゃんが、悲惨な状態になっているニューヨークに比べて日本は「頭おかしい」と罵倒し、一刻も早くロックダウンを勧めていた動画(⚠️ほんまに聞いてほしい⚠️マジでコロナを舐めたらアカン)。

僕もこの動画は、かなり早い段階で見つけていたので「うわ、えらいこっちゃ、このままだと日本はコロナの感染者数が爆裂するわ」と焦ったものです。むろん、きっとこのシングルマザーのお姉ちゃんも、本当に自分の意見を正直に述べただけでしょう(後日、この動画は彼女の日本に居る友人に向けて話したプライベートメッセージだと言ってます)。

そして自粛が進む中、僕はひとつの疑問を感じました。そんなプライベートな動画(しかもスマホで撮りっぱなしの縦位置動画)が、どうして再生回数800万回も記録しているのだろう…と。

確かに僕がこの動画に遭遇したのはFacebookでの知人のシェアからたどり着きました。しかし、ほんの数日でこんなプライベートな動画が、日本を席巻するような人気動画になることに、疑問を感じます。コンテンツさえよければ瞬時に人気YouTuberになれるのがインターネットの魅力なのだ…と思えないのです。

その1週間後、陰謀論を多く扱うサイトで、今となっては有名な動画「市民レポーターたちの逆襲 (NY / LA)」というコンテンツを見つけました。これはテレビでコロナの患者って病院がパニックになっている様子を伝えた翌日、実際にその病院に行ってみると、そこはほとんど患者がいないすっからかんの状態。

それはNYCだけじゃなくLAでもケンタッキーでもハワイでも、ついでにイギリスでも。どうしてこんな状態が起きているのでしょう。これはパンク寸前の病院を報道したメディアのフェイクなのか、あるいは市民レポーターたちの大掛かりなフェイクなのか。

本当は、それほど多くない感染者なのにアメリカはウィルスで医療崩壊が起きているから、市民は自宅で外出せずに身を守っていろ…という作為的なことなのでしょうか。

さらにその1週間後、「陰謀論と事実:ある医師の衝撃的なお話」という動画ではミネソタ州の意志であり上院議員がローカルの報道番組に出演し「我々医師は、肺炎で死んだ高齢者の親族にコロナ陽性反応のものがいれば、その肺炎の高齢者の死亡要因はCOVID19と記載せよ」という厚生省の指導があったと暴露します。すなわち合衆国では、患者数と死亡者数は意図的に水増しされているということ。

この2つの動画が、本当なのか、あるいは陰謀論好きな人物がYouTubeでの再生回数を稼ぎたいので、仕掛けたフェイクなのかわかりません。今の所真実はわかりません。

ただ、日本が作為的にニュースを切り取って政府への不満を煽るような報道や、自粛は仕方がないという方向に、僕は大げさかもしれませんが「情報操作」という言葉が頭の中を駆け巡っています。

それはアメリカの感染者と死亡者はフェイクであるという動画も同じ。そして日本もアメリカも共通しているのは、ウィルスの恐怖によってロックダウンは仕方のないことであるという風潮。それによっての経済危機もやむなしという風潮、さらに世界中が特効薬であるワクチンに救いを求めているという現象。

フェイクニュースって誰が言い始めた?

なんだか、このあたりに言い得ぬ恐怖を感じるのは僕だけでしょうか。

フェイクニュースで思い出しましたが、このキーワードを僕たちが認知し始めたのは、トランプ大統領就任以降ですよね。いつもマスコミに対してフェイクニュース!と怒鳴っている大統領を、対岸の日本から眺めている僕は、トランプ氏は「うざいおっさん」とか「ヒステリーなじじい」とか、南米からの移民に対して壁を作って、米国に入れないという姿勢を日本では、わがままな独裁者風に報道されていませんでしたか? じわじわと。

もし、それが日本のマスコミが作った印象操作だとしたら? 事実だけを取り上げるとクリントンもブッシュもオバマも大統領時代には、言いがかりをつけて他の国を制圧し、軍隊の攻撃で一般市民までも大量に殺しました。

ですがトランプになってからはそうした戦争は行なっていない、北朝鮮ですら平和的に解決しつつある。そして彼が大統領になってからは、児童ポルノや性犯罪を取り締まり大量に犯罪者を検挙したことも事実。オバマとは桁違いの検挙数。

さらに関係ないけどトランプの奥さんはイケイケ風だけど、仕事熱心で夫を助け、彼らは家族を大切にしている。さらに関係ないけどトランプは一滴も酒を飲まないひとなのです。自分の意思で。


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