62歳になりました
2020年9月17日。本日は僕の誕生日で62歳になりました。一昨年の還暦にはライブハウスを借り切ってロックンロールパーティ、昨年は家族だけでお祝いをしましたが、今年は妻の提案で温泉に一泊旅行に行きました。金欠の我が家ですが、この日のために妻が「へそくり」を貯めていてくれたのです。ほんま、持つべきものは妻ですね。感謝!
行き先は箱根の強羅温泉。我が家の最寄駅に「代々木上原」駅がありますので、小田急で小田原まで出て、そこから箱根登山線で「箱根湯本」へ、さらに登山線で山の中を走って「強羅」駅まで。
箱根湯本から強羅までの間は、本当に山の中を走っていて気分は「フニクリフニクラ」なのであります。この箱根登山線はスイスの山岳鉄道をモデルに作ったみたいで、よくまあ、こんな場所に線路を通したなあ…と感動します。
ケーブルカーとロープウェイで大桶谷へ
この旅行の宿泊地は、箱根登山線・強羅駅すぐの「季の湯:雪月華」なのですが、朝から家を出たのでまだチェックインできないため、強羅駅から箱根ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで大桶谷に行ってきました。
まずはケーブルカーで「早雲山」駅まで。すべてが斜めのケーブルカーは、これこそが「フニクリ・フニクラ」の世界。まさに「行こう、行こう、火の山へ」という感じです。まあ、頭の中は「トラのパンツはいいパンツ〜」だったのですけどね(笑)
次は「早雲山」駅からロープウェイに乗り換え。「早雲山」は眺めもよくて、思わす記念写真を撮ってもらいました。
そして、このロープウェイが大迫力。先月孫と一緒に「よみうりランド」のプールに行った時もロープウェイに乗ったのですが、その比ではありません。大迫力です。ロープウェイの下は通称「地獄谷」と呼ばれる場所で、あちこちから火山ガスが吹き出ていて、周囲は硫黄の匂いで充満しています。
頂上の大桶谷駅は、眺めもよく雲が流れる富士山も目撃できました。あと、駅周辺には「エヴァンゲリオン」のモニュメントが飾ってあって、なんでだろ?と思っていたら、この辺はエヴァの舞台なんですね。納得。
とにかく久々の妻とのデートで楽しいひと時。お土産に硫黄で蒸した「黒卵」をお土産にかって、同じルートで今日の宿に戻ります。
旅館に着いてからは温泉ざんまい
旅館に到着してからは、温泉ざんまい。「季の湯:雪月華」ではベランダに家族風呂が付いていて、さらに露天の個別家族風呂。さらに大浴場の温泉(男女別)があります。これらを全部制覇しては、ビールを飲んで、さらに晩御飯。
そして温泉旅館といえば、楽しみは「食事」ですよね。自宅料理が大好きで、最近はめっきり外食しなくなった僕たち夫婦も久々の外食。
しかも丁寧に作られた懐石料理で大満足。これから先、たぶんこれまで通りに外食はしないでしょうが、こうした料理だとお金を払う価値はあるね…と僕たち夫婦の結論。
そして、夜は「ゆっくり酒でも飲もうぜ」と言っていたのですが、朝が早かったことや、山に登って疲れたせいか、食事を終えて夜の8時にはコテンと寝てしまったのです(わはは)。
そして、あまりにも早く寝たせいか、明け方の4時に目が覚め、そこからまた温泉。外はまだ真っ暗で、夜明けを待ちながらお風呂に入るって、最高。
さらに夜が明けて、朝食までの間にビールを飲みながら風呂。もう最高ですよ。結果的にチェックアウトまでの間に8回くらいお風呂に入ってました。
てなことで62歳の誕生日は、大満足。妻よ、ありがとう!