代々木公園のあと原宿まで足を伸ばす
昨日、妻と代々木公園まで散歩したことは「代々木公園まで散歩してきた」に書きましたが、妻はその後「訪問介護」の仕事で次の利用者さんの所に行かなくてはならなかったので、僕はもう少し散歩をすることに。
代々木公園の明治神宮門から原宿の駅へ。自粛期間とはいえ、土曜日の昼の12時なので、少しは人がいるのかな…と思っていたら、思った以上にすっからかん。新宿や渋谷よりも少ないです。そして歩いているのは代々木公園に居る人々と同じような装い。要するに地元の家族やカップルが殆どで、自粛中に散歩して体を動かそうと思っている、僕と同じような人々。
駅前の表参道入り口の喫煙所は、閉鎖されておらず、いつもはびっしりと待ち合わせの人々が居る場所ですが、気持ち悪いくらいにすっからかん。目の前の「銀だこ」も、いつもは長蛇の列ができていますが、誰も並んでおらず、アルバイトのお姉ちゃんがひとりでタコヤキを焼いていました。
すっからかんの表参道
そこから表参道を歩いてみたのですが、歩道は殆ど人が歩いていませんし、車道にも車が走っていません。土曜日の昼前、こんな表参道を見たのは初めてで、かなり驚き。
神宮前の交差点も、いつもは大量の人が信号待ちをしているのですが、ラフォーレ原宿も東急プラザもクローズしているのからでしょう。殆ど人がいません。この交差点でいつも見ていた東急プラザのエスカレーターに人がいない光景は、とっても不思議。
ここは竹下通りなのか?
神宮前交差点を左に曲がって、竹下通りに向かってみます。竹下通りといえばいつもは、女子を中心に芋洗いのストリートなのですが、こちらも閑散としています。
なにより、いつもは満員電車がそのまま道路になっているような道なのに、道路がちゃんと見えているのがすごいです。
店舗もいくつか開けている店がありましたけど、中にはお客さんがゼロです。すごいです。おそるべしコロナ自粛。先にも書きましたけど、歩いている人はゼロではありませんが、その殆どは僕のように地元住民が散歩をしているだけ、歩いている格好も半ズボンとかジャージとかの散歩スタイル。誰もオシャレなんかしていません。
唯一髪の毛を紫に染めたゴス系の女性が歩いていましたが、なんだかとっても浮いてました(笑)。それだけこの街の普段は、地元以外の人々が集まる街なんですね。
駅前もすっかすか
そのまま竹下通りを抜けてJR原宿駅まで。ここもすっかすかです。そりゃそうですよね。街がすっかすかということは、電車でこの街にくる人がいないということですから。いつもは待ち合わせでごった返している原宿駅竹下口もこんな感じです。
これが5月の天気の良い土曜日の原宿とは思えない。むろん自粛期間なので、これが正しいのですけど。とにかく路面が見えている竹下通りは深夜を歩く以外に、見たことがなかったので新鮮でした。
ずっと工事をしていた駅前の大きなビルは、すでにオープンしています。本当だったら、オリンピックイヤーの今年に、大勢の人が詰め掛けていたであろう、IKEA家具もクローズしていました。
そう考えると、この国の消費はとんでもなく落ち込んでいるんじゃないでしょうか。それに合わせて新しくリニューアルオープンした原宿駅表参道口もすっからかん。
オリンピックが消し飛び、コロナウィルスの自粛で、本当にこの国は立ち直ることができるのか心配になります。
さて、3日連続で新宿・渋谷・原宿と近所を散歩したのですが、この自粛で多くの人はルールを守っているように感じました。当初は僕も自粛期間なのに、繁華街を歩いてよいのか迷いましたが(自粛警察が怖いですからねw)、近所の散歩コースなのでよしとします。多くの人は、殆どが一人、あるいは夫婦・カップル。あとはジョギングをしているランナーがやたらと多い。
とにかく、もう少しの我慢ですね。報道では感染者が減ってきていると聞いてます。自粛開けに向けて、色々と考えを改めて行きていくことが求められそうです。