情報設計スキームとハイレベルマップ
このように情報の分類方法や構造化にはいくつかの手法があります。そしてこれらの手法をどうやって組み合わせるかは、やはりユーザー視点が重要になります。
このように情報の分類方法や構造化にはいくつかの手法があります。そしてこれらの手法をどうやって組み合わせるかは、やはりユーザー視点が重要になります。
プロトタイピングの目的は、製品(この場合はウェブ画面やスマホアプリ)の使いにくさを減らすために行うステップで、制作する画面は、ワイヤー以上の精度が必要になり、掲載する情報部品(ボタンや見出しなど)の形や色、大きななども完成品に近いイメージのものを制作して、確認を行います。
目的を持ってホームページを閲覧する人。すなわちサイトと利害関係のある閲覧者(ステークホルダーと言います)を明確にしておかなくてはなりません。むろんホームページは誰が閲覧しても情報にタッチできるように設計したり、コンテンツ(記事)を執筆することは重要ですが、優先すべきはステークホルダーであると考えます。
情報をホームページに掲載するには、数多くの項目を分類し、整理して並べ替えてあげることが求められます。この項目の並べ替えを「情報設計」と呼んでいます。身近な例で例えるならば、書店や図書館の本棚の区分や、コンビニの商品の配置や、商業施設(百貨店や大型家電ショップなど)のフロアーの分類も情報設計のひとつだと思います。