すっかり疾患の恐怖はなくなってきた
なんだか、ずっとコロナウィルス の話題ばかり書いていますが、こればかりは日々考えている事柄で重要なので避けられません。このコロナウィルスは疾患に対する恐怖は、すっかり僕自身の中では小さくなっています。
それよりも、心配なのは「経済のこと」と「世界情勢のこと」になってきました。とりわけ世界情勢については、かなり緊張感が増してきているように思います。
その世界情勢の主役は、中国、アメリカ、WHOでしょう。ウィルスが世界に蔓延し、パンデミックによる都市封鎖が行われ始めた頃。発症地である中国は、封じ込めに成功したようで、念頭に世界中から買い占めた医療物資を「世界に貢献する」とか言って支援を開始。同時にウィルス克服記念切手まで発行するというノリノリの状態。
そんな中、4月にはトランプ大統領が、WHOは中国に寄り過ぎていると批判を表明しWHOへの資金提供を止める発言を行いましたね。
すると中国は脊髄反射でWHOを称賛し、アメリカの代わりに2100億円の資金を拠出すると声明を出しました。
中国対アメリカの対立
さらにトランプは、この中共ウィルスは中国で発生したもので、感染源である中国で抑え込むことができたはずだ…と中国を避難。さらにこの被害は真珠湾攻撃や、9.11同時多発テロよりもひどいと発言。完全に怒ってますよね。
すると、中国は「アメリカが感染者を拡大させたのは、アメリカの責任だ」と公式に発表。こうなってくると、かなりやばい状態。
加えて、アメリカの研究施設に中国からのサーバーアタックやハッキングの情報が出てきて、またしてもトランプの怒りが治らなくなってきます。これも対して中国も「俺たちはむしろハッキングの被害国だ」と声明を発表しました。
さらに、その報復措置なのかアメリカ政府が中国の通信機器大手「ファーウェイ」への禁輸措置の強化を発表しました。
もちろん、これに対しても中国は「あらゆる措置を取る」と声明。もうここまで来ると経済戦争の状態ですね。というか、もう戦争は始まっていると考えたほうがよいかもしれません。
WHOと台湾とオーストアリア
その同時期に、オーストラリアが台湾のWHO参加を表明したことで、中国がオーストラリア産の牛肉の輸入を停止する発表。
喧嘩を売られればオーストラリアも怒りますよね。モリソン首相は武漢の研究施設の独立調査の実施を呼びかけています。
焦点は台湾のWHO参加だと思いますが、これに対してテドロズ事務局長は「おれは台湾人にニグロと人種差別された」と、本来の趣旨とは関係ない発言をして、いかに中国とWHOがズルズルなのかを世界にPRしてしまいました。
もちろん台湾も、そのテドロスの発言に抗議し謝罪を求めています。
その台湾とWHO参加については、アメリカが台湾を支援。本当にすごいことになってきました。
日本も対岸の火事ではなくなる?
そんななか、日本の尖閣諸島もきな臭くなってきてて、このコロナの問題が世界を席巻している、このタイミングで中国海警局が領海侵入してきています。
やばいですね。この先、世界も日本もどうなるのでしょう。とにかく最悪の事態だけは避けたいものです。
それにしても日本の報道はなにやってんの?
それにしても、今回の世界情勢に関する日本のテレビ局での取り上げ方に僕は疑問を感じています。今回このブログのスクリーンショットは、あえて日本のテレビ局のYouTubeから撮りましたけど、この件に関する報道がすごく少ない。
特にワイドショー的な番組では、「いやー、これは怖いですねー、○○さんどうですか」と専門家らしき出演者に振ってみても、出てくる意見は小学校の学級会みたいなコメント。あまりにも視聴者をバカにしていると思うのですが、考えてみればテレビメディアは、スポンサー様に向けた番組作りをしているので、仕方のないこと。
このコロナウィルスでよくわかったことは、日本のマスコミは嘘つきでレベルが低いということでした。もうテレビなんて見ないし、重要なニュースはインターネットで集めています。
もちろん、インターネットの記事や動画も、フェイクが多いですがテレビよりもましだし、早いですからね。