オンガードと国立バイオテクノロジー情報センター

僕のブログのアクセスを見ていて

昨今のコロナウィルス騒動で、僕もコロナウィルス関連の記事をたくさん、このブログで書いてきました。まあ「コロナウィルス」なんてトレンドな記事を書いてきましたので、おかげさまで、このブログのアクセスは伸びているのですが、その中でも異常な伸びをしてしていることに気がつきました。

それは「コロナウィルスとマスクとオンガード」という記事で、圧倒的なアクセスになっています。書いた本人もびっくりです。

はて、これは何なんだと、ユーザの動向をGoogleサーチコンソールで、上位のキーワードを調べてみると、ほとんどに「ドテラ」という言葉と、多くに「オンガード」という言葉でGoogle検索していることがわかりました。

オンガードはドテラだけのキーワード

そのなかの「オンガード」というキーワード。これはドテラ（doTERRA）社が作っているブレンドオイルの名称です。こんな狭い世界でのキーワードで多く方が、Google検索しているのか…と思い、今回はオンガードをテーマに書きます。

オンガードはブレンドオイル

この「オンガード」という製品ですが、doTERRA製品の中では「ブレンドオイル」に属します。doTERRAでは製品の種別で「シングルオイル」「ブレンドオイル」に分けています。

シングルオイルというのは、その名の通り、低木、低木、および木の花、種子、葉、茎、樹皮および根から蒸留によって抽出したオイルです。現在ドテラでは70種類以上のシングルオイルがあります。そしてブレンドオイルというのは、シングルオイルを混ぜ合わせて作ったもの。ただしアルコールで希釈するなどということは行わず、純粋なオイルだけを混ぜています。

これらのブレンドオイルには、呼吸を整える「イージーエアー」のように使用目的が明確なものが多く、いま人気のあるオンガードは、細菌から「ガードする」「プロテクトする」という目的で製造されています。

では、そのオンガードの成分になっているシングルオイルを紹介します。

オレンジ
クローブ
シナモン
ローズマリー
ユーカリ

いずれも抗バクテリア、抗ウィルス、殺菌、滅菌作用があるオイルばかりです。この中の「オレンジ」と「クローブ」を見て、何か思い出したことがある方はいませんか？そうヨーロッパで昔から伝わる「オレンジポマンダー（wikiで読む）」です。

Googleで検索すると、色々と出てきますね（画像検索を見る）。古くから「魔除け」として風邪が流行する（すなわちウイルス）冬の季節、特にクリスマスには、ツリーのオーナメントとしても使われています。

国立バイオテクノロジー情報センター

なんだよ「魔除けかよ」と笑われる方も多いでしょうね。所詮植物の力で病気に立ち向かうなんて気休めだろ。と思われているアンチな方も多いでしょう。

ところが、アメリカの国立バイオテクノロジー情報センター（医学論文が多く投稿されている）に、オンガードとインフルエンザウィルスに関するレポートがあがっています。

ここの結果（RESULTS）の部分には以下のように書かれていたので、Google翻訳したものを引用します。

インフルエンザウイルスの感染力は、用量依存的にエッセンシャルオイル処理によって抑制されました。
MDCK細胞から放出される新生ウイルス粒子の数は、ウイルスをそれぞれ1：4,000および1：6,000希釈の油で処理した場合、90％および40％減少しました。ウイルスを1：2,000および1：3,000に希釈したオイルでそれぞれ処理した場合、感染したMDCK細胞の数がそれぞれ90％および45％減少したため、ウイルスのオイル処理により細胞の直接感染も減少しました。
これは、オイル処理にもかかわらずHAが保存されたため、HA活性が低下したためではありません。さらに、オイル処理は、MDCK細胞のウイルス結合または内在化に影響しませんでした。
MDCK細胞の生存率は、ウイルス感染性を阻害する用量の2〜6倍の濃度の油でのみ見られたため、これらの効果は油の細胞毒性によるものではないようでした。
RT-PCRおよびウェスタンブロット法により、ウイルスの油処理がウイルスのNPおよびNS1タンパク質を阻害したが、mRNA発現は阻害しなかったことが実証された。
Protective essential oil attenuates influenza virus infection: an in vitro study in MDCK cells.

もちろんオンガードが今回のCOVID-19に有効かどうかはわかりません。ただいまだにワクチンなどの医療的な手法が開発されていない今、僕たちは植物の力を使ってガードしたり、プロテクトしたりすることは可能ですね。