英国王のスピーチ

2010年、イギリスのジョージ6世を描いた映画。アカデミー賞を多数受賞。ジョージ6世を演じているのは、イギリス人俳優コリン・ファース。映画「ラブ・アクチュアリー」でポルトガル人の女性に恋する作家を演じていた。僕の大好きな俳優で、実直な感じのキャラを演じるのが上手だと思う。

物語は、吃音症(Wikiへリンクしてます)に苦しむジョージ6世と、言語療法士ライオネル・ローグとの交流を描いたもの。

吃音症で苦しむも、王族としてのプライドが高いジョージ6世と独自の治療手法に信念を持ち、王族に対しても普通の患者と同じように接するローグとのコントラストがよい。どんどん演技に引き込まれていく。

また、カメラワークや撮影も素晴らしく、ほんのちょっとしたカットでも、まるで絵画のような完璧さなのである。すごく丁寧に作られた作品だなあ…と思う

王の吃音症は、先天的なものではなく、厳格な王様との関係だったり、イジワルな乳母だったり、てんかん症で逝ってしまった弟だったり…と、幼い頃のトラウマが原因での対人関係だと見抜いたローグは、色々な形でジョージ6世を励まし、勇気づける。

物語のクライマックス、第二次世界大戦宣戦布告の演説。ジョージ6世は、向かい合ったローグの顔を見ながら、安心して演説をする。ローグは、オーケストラの指揮者のように、国王を見つめている。ふたりの強い絆を感じ、胸が熱くなり、国王の演説に集中してしまう。

この映画では、アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞という、おいしいところを全部持って行った。賞をとったからというわけではないが、とてもよい映画。

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