日本ファンタジーノベル大賞:落選

落選しました

前にも書きました が、今年の寒い時期から3ヶ月間、ずっと小説を書いていました。実は断片的には数年前から書いていたのですけど「小説を書く」と本格的に意識したのが、今年の3月。その時に新潮社が主催している「日本ファンタジー大賞」に応募しようと思って、本気で書いたのです。

小説家を目指している人々には、こんな短期間で小説なんて書けるわけないだろう…と叱られそうですが、確かにその通り。最初はエロ文章を書いていただけの自己満足だったものを「小説」の形にする…という試みは、今までやったことがなく、なんども何度も、何度も推敲を続けました。

実はこれまで、文章を書くのは仕事として幾度かやってきていて、これまでに「森川眞行」の著書として5冊。共著を含めると7冊の執筆を行ってきました。だが、これらはすべて、FireworksやDreamweaverなどのホームページ制作のための専門書。今回のように自分自身を表現する「小説」というカテゴリは生まれて初めての経験だったのです。

その応募したは、見事に落選。 11月22日発売の「小説新潮」には、僕の名前も応募作品の名前も、一文字もありませんでした。もちろん最初から大賞をゲットできるとは思っていませんでした。自分自身小説家になるなんて夢のような話であり、作品に対しても100%の自信がなかったからです。

小説のキモは推敲

だがしかし、生まれて初めて小説に本気で取り組むと、今までにない豊かな経験をしました。まずは「小説の形」に仕上げた段階で、僕が信用できる本当の友達に何人か読んでもらいました。今から考えれば14万文字もある文章をPDFで送られてきて、すごく迷惑だったと思います。

けど、多くの友達は、ちゃんとそれを読んでくれました。そしてちゃんと感想を書いてくれた。これが僕の財産でした。これをもとに様々な意見を反映して手を入れました。小説をよくしようと何度も考え、作り直すことを「推敲(すいこう)」と言いますが、今回のこの小説は、何度も何度も推敲を繰り返しました。

さらに小説に登場する人物のペルソナや、ムードボード的なファイルも作り込んだりしました。

そして、思ったことは「小説を作る」ということの工程でもっとも重要なことは、推敲だということです。もちろんプロットやキャラクターなどの設定も重要ですが、ただの思いつきを「小説」という単位に高めるには、推敲が最も重要で、そのプロセスで、プロットやキャラも変更するし、コンセプトすら変わってしまう可能性があると感じたのです。

例えば音楽制作で言えば、演奏とかのレコーディング工程よりも、ミックスダウンの方が重要ということに近いです。いや、小説の場合はもっとそこが重要だとわかりました。

今回、小説のベースを作る期間を1ヶ月とすると、残りの2ヶ月をずっと推敲に充当しており、そこが今回の応募で、自分自身充実しており「これが小説を書くことか」と開眼したほどです。

落選したけど

この作品、新潮社の編集の人々には最終選考に残していただけませんでしたが、それは実力の問題なので仕方がないこと。小説新潮の発売日の11月22日は、雨で、ぐしょぐしょになりながら本屋に足を運び、帰りのドトールで僕の名前を作品名が見当たらなかった悔しい想いは、ずっと忘れないでしょう。

でも、自分にとっては「誰かに読んでいただきたい作品」です。ですので、落選を機に、再度、推敲を続けようと思っています。

このブログの画像にあるのは、これまでの推敲での赤入れ。今日を限りに、これらを「燃えるゴミ」で捨て、新たに推敲した作品を、皆さんに読んでいただきたく、再びリングにあがろうと思っています。

小説賞に落選した作品ですが、kindleなどでの公開を予定していますので、また準備が整いましたら、報告させていただきますね。


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