いよいよ明日小説の発売です

明日から小説を読んでいただけます

以前からお知らせしてきましたが、昨年2019年の森川眞行は小説を書いてきました。そして多くの人たちに読んでいただきたく、今回アマゾンのkindle(キンドル)という媒体を使って小説を発表し、販売を開始します。それは日本時間の2020年の1月4日。つまり明日です。

そして、今回僕が書いた小説はどんなものなのかを、今回は少し触れてみたいと思います。まず、キンドルの売り場ページにて、作品の紹介として、以下の文章が掲載されています。

舞台は2019年の赤坂見附から1973年の横浜。還暦を越えたデザイナー森園カンジは、46年前の中学校に意識と記憶が転送される。そこには中学時代に交際していたガールフレンドが校庭に佇んでいた。人生の終わりが見えてくる60歳は、様々な出来事に諦めなくてはならない年齢。だが、彼はここで、これまで生きてきた知見と技術はそのままに、若鮎のようなぴちぴちした肉体を手に入れる。もう一度諦めない人生を前に進めるために、還暦少年の冒険が始まる。

「14歳で聴く音楽はその後の人生の音楽の嗜好を左右する」と言われる多感な時期。放課後の部活…深夜放送…マスターベーション …修学旅行…初恋の告白…期末テスト…ファーストキス…ロックンロール…初デート…映画…少年マガジン…フォークソング…タバコ…文学…喧嘩…文化祭と体育祭…喫茶店…交換日記…エレキギター…初体験…シンナー遊び…同級生の死。さまざまな出来事のなか、二度目の青春は本当に謳歌できるのだろうか。

昭和30年代生まれの方に、ぜひとも読んでいただきたい小説です。

ざっくり内容を説明すると

この小説のあとがきにも書いていますけど、この小説は僕の私小説。出てくるプロットの8割は実際に僕が体験した事実です。主人公「森園カンジ」は、還暦を過ぎたサラリーマンで、ある日46年後の中学三年生と肉体はそのままに、脳内の意識だけが時空を越えて、入れ替わります。そんな還暦少年の恋愛冒険小説というのが、僕なりの、この小説を説明する時に使う言葉です。

「14歳で聴く音楽はその後の人生の音楽の嗜好を左右する」と言われているように、還暦を越えた僕は、ロックンロールなしには生きていけません。そんな僕が定義するロックンロールの名曲が、小説の「章」の見出しとして使わせてもらいました。その全てをここで紹介します。

  • タイムマシンにおねがい:サディステック・ミカ・バンド
  • 風をあつめて:はっぴいえんど
  • デイドリーム・ビリーバー:ザ・タイマーズ
  • マイ・バック・ページズ:ザ・バーズ
  • 太陽がくれた季節:青い三角定規
  • あなたのとりこ:シルヴィ・ヴァルタン
  • あの素晴らしい愛をもう一度:加藤和彦と北山修
  • 麻丘めぐみ:わたしの彼は左きき
  • どうにもとまらない:山本リンダ
  • シェリーに口づけ:ミッシェル・ポルナレフ
  • ファミリー・アフェア:スライ&ザ・ファミリー・ストー
  • ジギー・スターダスト:デヴィッド・ボウイ
  • 金色の髪の少女:アメリカ
  • 銀の指環:チューリップ
  • ふざけるんじゃねえよ:頭脳警察
  • ワイルド・サイドを歩け:ルー・リード
  • 天国への階段:レッド・ツェッペリン
  • 学生街の喫茶店:ガロ
  • 危険なふたり:沢田研二
  • 青い果実:山口百恵
  • 結婚しようよ:よしだたくろう
  • 青春の光と影:ジョニ・ミッチェル
  • すべての若き野郎ども:モット・ザ・フープル
  • ファンキーモンキー・ベイビー:キャロル
  • 家をつくるなら:加藤和彦
  • ヘルプ!:ザ・ビートルズ
  • どうしようかな:村八分
  • ラブ・ミー・テンダー:エルヴィス・プレスリー
  • 死ぬのは奴らだ:ウイングス
  • 孤独の旅路:ニール・ヤング
  • スモーク・オン・ザ・ウォーター:ディープ・パープル
  • ジ・エンド:ドアーズ
  • 天国への扉:ボブ・ディラン
  • ムーンチャイルド:キング・クリムゾン
  • あなたがここにいてほしい:ピンク・フロイド
  • スローバラード:RCサクセション

昭和30年代生まれの方に読んでほしい

アマゾンの商品解説に「昭和30年代生まれの方に、ぜひとも読んでいただきたい小説です」と書きましたが、まさにその通り。実際にこの小説を完成させるまでに幾人かのひとに読んでいただいたのですが、圧倒的に僕の年齢に近い方々に多くの指示をいただきました。

つまり還暦前後で、人生に何かしらの区切りを感じている人々に向けての僕のメッセージがあります。もしこのブログをお読みのあなたが、この年齢層であればぜひとも読んでいただきたい。そして読後の感想をぜひお聞きしたいと思います。

最後に、この小説の中に登場するディティールを紹介します。もしも、このキーワードで何か心に刺さるものがありましたら、ぜひ読んでみてください!

アディダスのスポーツバッグ、崑ちゃんのオロナミンC、由美かおるの蚊取り線香、ケンとメリーのスカイライン、東芝の高速エスパー、ケロちゃんとサトちゃん、馬のマークの参考書、マンガ家入門、少年マガジ、少年サンデー、りぼん、ドイツ陸軍歩兵進撃セット、大阪万博のパビリオンのバッジ、サイボーグ002と004、ニャロメとバカボンのパパ、鉄人28号とマジンガーZ、期末テスト、夕焼け番長、マカロニ刑事、バイタリス・フォークビレッジ、時間ですよ、マディソン・スクエア・ガーデン、アイアンキング、りぼん、日立ミュージック・イン・ハイフォニック、スヌーピー、田淵幸一、聖なる館、傷だらけの天使、山羊の頭のスープ、モーリス、ガッツ、新譜ジャーナル、ヤンソン、必殺仕置人、太陽にほえろ、キーハンター、コント55号、パックインミュージック、オールナイトニッポン、ミュージック・ライフ、グラムロック、ホークウインド、ポセイドン・アドベンチャー、FEN、スマイルマーク、不二家ネクターとバヤリース、ミニスカート、ツイッギー、プリッツ、レーズンサンド、ライ麦畑でつかまえて、サボサンダル、ホットアップルパイ、生徒手帳、カルピス、出前一丁、グレコEG360、男おいどん、梶芽衣子のさそり、メロンアイス、ファンタグレープ、コーラのホームサイズ瓶、カール、チョコフレーク、スピン、水森亜土の、キャロル、ショッポ、タンべ、小さな恋のメロディ、ボイン、焼きそばパン、初期のRCサクセション、ライブ村八分、頭脳警察セカンド、芥川龍之介、三島由紀夫、大江健三郎、坂口安吾、太宰治、ボードレール、コクトー、ランボー、バタイユ、ユイスマンス、ピーターと狼、赤のスイングトップ、アポロキャップ、レイバン・シューター、スカジャン、黄色いカップヌードルの販売機


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