サウンド&ヴィジョン 1号

実質の創刊号になります

前回の続き

前回書いた、僕たちのメディア「サウンド&ヴィジョン」の創刊から3ヶ月後に、ようやく創刊号(1号)を発行しました。昭和60年(1985年)11月20日です。

この号から、表紙がカラーになり製本も中綴じではなく無線綴じ。ページ数も68ページに増えました。表紙はハナタラシ・ボアダムスの山塚アイさん。表紙に名を連ねているアーティスト(ミュージュシャン、美術作家、芸人、演劇家)は、伊集院明宏、インフェイク、桂さん福、コブラ、PSY・S、ザウンドシステム、思想犯罪、ツアラトゥストラ、中村雅之、VideGram、藤本由紀夫、豆村ひとみ、ヨデンマモル、リンゴ☆マンゴ。

ようやく各方面のアーティストのインタビューや対談、取材、寄稿などをいただき、この号から、最後のページにソノシートの付録をつけました。

ソノシートは僕とツアラトゥストラ

付録のソノシートは、僕のバンド「モリカワマサユキ&遊星都市」と、ポジパンのバンド「ツァラトゥストラ」。僕のバンドの音源を付録に付けたのは、編集長&発行人としての既得権であります(笑)。

残念ながら、ソノシートは手元に残っていませんが、僕のサウンドクラウドに音源が残っているので貼っておきます。よろしければお聞きください。森川眞行20代の歌声であります(笑)

この号からは、創刊準備号で手伝ってくれたダシオ、いちつぼさんに加えて、西原さんという大阪のインディーズシーンに詳しい女性なども取材で協力をいただき、寄稿文も多かったです。

販売についても、大阪・京都・神戸の書店、楽器店、レコード店、画廊などが店頭に置いてくださり。さらに取次も中澤君が交渉して、楽譜扱いで全国の楽器店などに卸す事ができました。

それでも、まだまだ紙面を作る度に赤字で、キリキリマイだったのですが20代の僕たちは向こう見ずで、怖いものなどありませんでした(笑)。とにかく自分たちで取材して、自分たちが書いた文章が流通するということにワクワクしていたのです。

つづく


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