GGPBのこと
掲載されているアーティストがすごい。久保田さちお(ヴァージンVS)、遠藤賢司、鳥居あゆみ、植田哲二(榎本みょうが)、戸川純、戸田誠司、米米クラブ、高木一裕(東京ブラボー)、美尾洋乃、光永GUN(メトロファルス)、志村哲、ライオン・メリー、伊藤与太郎(メトロファルス)、藤本由紀夫…。すごいメンツですね。そこに僕も参加できたのが嬉しい。
掲載されているアーティストがすごい。久保田さちお(ヴァージンVS)、遠藤賢司、鳥居あゆみ、植田哲二(榎本みょうが)、戸川純、戸田誠司、米米クラブ、高木一裕(東京ブラボー)、美尾洋乃、光永GUN(メトロファルス)、志村哲、ライオン・メリー、伊藤与太郎(メトロファルス)、藤本由紀夫…。すごいメンツですね。そこに僕も参加できたのが嬉しい。
年が開けて1981年。エンゼルアワーとして活動当初からめまぐるしい変化をしてきた僕たちにも、年明けから4月に向けて、少しだけ陰りがやってきます。というのも、バンドの中心人物であり、全ての楽曲を作り、バンドのコンセプトやイメージを構築してきた谷くんが、3月で大阪芸大を卒業してしまうのです。
おかげさまで…というか、全力投入したからか、オーディションライブは合格で、これからバハマのハコバンとして毎月出演することが決まりました。さらに嬉しいことに、僕らを気に入ったバハマのオーナー(姉さん)が、通常バンドよりもチャージバックが100円高い「土日バンド」に指定してくれたのです。嬉しかったなあ…。
まあ「レコーディング」というのは大げさですが(だってレコードを作るわけじゃないので)、高品質なデモテープを作れるというわけです。さっそくツテやらコネやらを使って、彼のスタジオでデモテープを作ることになりました。彼の名前は「うーさん」と言います。
「バンドやろうぜ」と言われて「おう!やろうぜ」と言ったものの、僕自身、中学時代にはフォークギターを持っていて、そこそこにギターは弾けますが、手元に楽器が何もなかったのです。「じゃ、今から楽器買いにいくか」ということになり、なんだかわけもわからないまま、その足で楽器屋に行き、進められるままにYAMAHAのCS30というシンセを買ったのです。
同じクラスになってからは、毎日ずっと遊んでいた。部活が終わると一緒に帰り、日曜日は一緒に秘密基地を作った。そしてある日、谷くんは自分のノートに描いているマンガを見せてくれた。そこにはサイボーグ002と004が仮面ライダーと戦っており、そこにスパーダーマンも参戦して、さらに自分で考えたヒーロー「ミーティアマン」が登場する。