甲子園79年ぶり中止が決定しました
日本高野連は20日、第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕、甲子園)の中止を決定しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、49代表をそろえることも、移動、宿泊を伴う全国大会の開催も難しく苦渋の決断となったそうです。夏の甲子園大会中止は米騒動の1918年、戦争悪化の41年に続いて79年ぶり3度目となります。
新型コロナウイルスによって、今春の選抜大会も史上初の中止になりましたね。全国9地区の春季大会、47都道府県すべての春の大会(沖縄は準々決勝後打ち切り)も取りやめとなっています。
高校三年生が可哀想だ
というわけで、2020年は初の選抜も夏の甲子園も中止になってしまいました。僕自身はそれほど熱心な高校野球ファンでもないし、そもそも野球を見ることも、この何年もやっていません(一時期は阪神タイガースの試合を追いかけていた頃もありました)。
野球というか、スポーツ全体にあまり興味がないのです。なぜかというと試合をやっている間の時間は、ずっとテレビを見なくてはならないので。なんというか、自分にとって試合による感動よりも、時間の無駄だと思っているからなんです。
2020年の高校野球が中止になってしまったことで、消沈している高校球児は多いでしょう。特に今年高校三年生になる年齢の17歳から18歳の子供達はショックですよね。
それはきっと高校球児だけじゃなくて、応援団とかブラスバンド部とか、もっと言えば、野球部だけじゃなく他のスポーツをやっている生徒は、一生トラウマになるんじゃないでしょうか。
中止が決定して考えた
ここからは僕が勝手に考えた妄想なのですが、2020年の小中高、大学生の全てをまとめて留年させてはどうでしょうか。つまり今年一年は「なかったことにする」という案です。
そうなると、2020年の高校生だけ19歳で高校を卒業するという案。大学生で浪人していなかった学生は23歳で卒業になる。それって何か問題がありますかね。みんなが留年すれば、今の17歳から18歳の高校生は2021年から高校三年生をやり直すという考え。
そして、その空白の2020年の間に、国家や教育機関が完全リモート授業の準備を進める。日本は「家庭にネットワークやデバイスが整っていない子供がいるから、完全リモートに踏み切れない」といいます(草)。じゃあ、2020年から各学校は、生徒の数だけパソコンかタブレットを買い揃えて、先生もリモート授業に対するノウハウを蓄積する。
日本国の学生が社会に出るのが1年くらい遅くなっても、大した問題じゃないと思うのは僕だけでしょうか。そもそも大学受験に失敗して浪人した僕のような人間にとっては、社会に出る時間が遅くなっても問題ありませんでした。
そもそも、このコロナによる社会封鎖によって、もっと抜本的に考えるべきじゃないのでしょうかね。もう二度と元の世界に戻れないという自覚を持つことが最も重要だと思うのですが。