1月4日に発売した小説が売れました
先ほど、確認したら1月4日に発売を開始した、小説「遠い昔の未来の記憶」の購入記録がAmazon kindleにて確認できました!
わーい!嬉しいなあ。誰が購入してくださったのかは今の段階ではわかりませんが、どこのどなたか存じませんが本当にありがとうございます。
前にも書きましたが、これまでに実際に本屋さんに並ぶような書籍は数冊書いてきましたが、今回のような電子書籍は初めての経験。しかも出版社さんや編集さんが背後で応援してくださるような環境ではない、完全なるインディペンデント。DIYで作り上げたものなので、本当に買っていただけるのか心配だったのですが、こうして結果が出たのはすごく嬉しいです。本当にありがとうございます。
インディーズ小説の可能性
僕は、若い頃から「手作り」の創作が好きで、特に20代はミニコミを作ったり、インディーズレーベルを作って、パンクバンドやテクノのグループのレコードやソノシートをリリースしてきました。
その後もインターネットを仕事場のメインにしてからは、ホームページ用の画像素材集を公開して、それが大ヒットして1日10万ページビューというサイトを作ったり、アメリカでベータ版がリリースされたばかりのグラフィックソフトの解説サイトを世界で初めて作ったり、それがきっかけで何冊か書籍を執筆させていただいたり…という経験があります。
その頃から変わっていないのは「作りたいものは自分で作る」という「Do It Yourself」という姿勢が自分の中の芯の部分にしっかり根付いています。
今回も、まずは「小説を書きたい!」という還暦を超えて自分の中に湧き上がってきた欲望を抑えられず、とにかく書き上げたのが2019年でした。途中で腕試しとばかりに新潮社の公募に応募しましたが(結果は落選)、そのことは、ある意味自分では想定内で、それよりもひとりでも多くの人に読んでいただきたいと思う意志がとても強いです。
確かに出版社に認められれば、書店の店頭に並んで多くの人々の目に触れますが、こうしてインディーズで頑張ることも自分にとってはとても大事な姿勢だと思ってます。
なにはともあれ、自分が書いた小説を「どこかの誰か」様が読んでくれている。それだけで、満足なのです。