東武ワールドスクエア行った

うちの奥さんの誕生日で

今週の木曜日(2020年3月12日)に、奥さんと2人で日光の「東武ワールドスクエア」まで日帰り旅行に行ってきました。というのも翌日の13日は、妻の誕生日。しかも60歳の記念すべき還暦なのです。

2年まえの僕の還暦の際には、盛大にロックパーティをしたので、今回も何かパーティとか計画しようか…と言ったら「いいえ家族だけのパーティで十分です」と、まるで木綿のハンカチーフのようなことを言ったので(笑)、じゃせめて日帰りで旅行でもしようよ…と日光まで足を伸ばしました。

実は、今は事情があって書けないのですが僕たち夫婦は、今年になって(2月から)とても大きな事件が起きていて、大きな変化が起きている真っ最中なのです。そこで色々と金銭的に自粛しなくてはならないので、温泉も宿泊も止めて、朝6時に起床して日光まで。

それと、ここんとこ(おかげさまで)フリーランスになってからの仕事が忙しく、土日の週末もびっしり自宅で仕事していたので、二人揃ってお休みが取れることだけで幸せなのです。

まるでゴジラかガリバーになった気分

東武ワールドスクエアって知ってます?世界中の街並や名所、旧跡などがミニチュアとして正確に作られているのです。キャッチコピーには「47の世界遺産を含む、世界の有名建築物102点。一日でめぐる世界一周の旅」なんて書かれています。

それらの建築物がいくつかのゾーンに区切られていて、現代日本・アメリカ・エジプト・ヨーロッパ・アジア、そして京都や奈良などの、古き良き日本ゾーン。

妻は以前にも来たことがあるようですが、僕は初めてだったのでワクワク。その期待通りにとても楽しかったです。

パルセロナのガウディによるサクラダ・ファミリア
サクラダ・ファミリアのエントランス。すごく細かい部分まで作られています
2019年7月に設置されたばかりの、タイのワット・アルン。この細かいペインティングは見ているだけで溜息がでます。よくここまで作り込むなあー…と。

おもわずニヤリとする作り込み

とにかく、細かい部分まで作り込みがされていて、それを発見するたびにニヤニヤしてしまいます。

スクーターに乗っているヘップバーン(左)と撮影クルー(右)

例えば、ローマのロコッセオ(映画ドランゴへの道でブルースリーが闘ったところ)では、オードリーヘップパーンのローマの休日の撮影風景があったり、ニューヨークではウェストサイドストーリーがあったり。さらにその隣では銀行強盗とポリスの銃撃戦があったり(笑)

個人的には、清水寺での「今年の漢字」で坊主が文字を書いていたり、東京駅のガード下におでん屋があったりとか。建物を再現することもすごいですが、そこに配置されている人形たち(フィギア)が生き生きしているのが最高です。

そして、僕たち観光客からは見えない部分までしっかり作られていること。こんなとこ誰も見ないだろう…と思う部分まで。そこに鬼気迫るこだわりを感じますね。絶対に手を抜かないとい製作者魂に心が揺れます。感動です。

ただ、そういう意味で唯一残念なのは、走っている車の車種が、同じものが多く使われていてそこが残念。さらに日本の風景とアメリカの風景で同じ車種で同じ色の車が使われているのも残念。

そして、よく見ると古い建物は、ところどころ塗装が禿げていたり、人形が傾いているのも残念。たくさんの群像だからこそ、傾いている人形は目立ってしまうのですね。

そんな風に東京ドームを見ていたら、午後から作業員の方が細かいメンテナンスをされていました。今回は道路の塗装をやり直しされていて、頭が下がります。

まだまだ長生きして行きたいとこがある

妻とエジプトのゾーンを見ていて、死ぬまでにピラミッドとスフィンクスは見てみたいね…なんて話をしました。妻も僕も60歳を越えて、確実の残りの時間のほうが人生の中で短くなる。

だからこそ、これからもずっとずっと一緒にいて、色々な所に行こう。そのためには健康であることが最も重要だね…なんて改めて再認識。お金のことも、逆に考えれば妻が還暦を迎える年齢で大きな一区切りがあることは、逆に残りの人生を楽しめるね…なんて前向きに考えることができました。

僕の海外旅行体験は11回で、そのうち3回は妻と一緒でした。そしてその11回全てはアメリカ合衆国です。それに比べて妻は僕とのアメリカ以外に、韓国、ベトナム、台湾、フランス、イギリス、イタリアにも行ったことがあるらしく、この小さなテーマパークを回るだけで、色々な場所に思いを馳せることができるんだなあ…と思った次第です。

また来たい場所として、とてもよい思い出になりました。

つづく


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