アマビエ三芳菊で疫病退散

僕の仕事も紹介します

というわけで、本業(?)の仕事のこともブログに書こうと思います。昨年から徳島県、阿波池田の酒蔵「三芳菊酒造」さんのお手伝いをさせていただいています。

そもそもは3年前の夏、当時僕が勤務していた会社(エクサート株式会社)の合宿で、徳島県美馬市の「うだつの街」を訪問したのですが、その際に同僚が紹介してくれたのが三芳菊酒造だったのです。(その時のことは徳島県「のどけや」と「三芳菊」を参照してください)

その半年後インターネットでの酒販を行うためのランディングページを制作させていただき、昨年僕がフリーランスになってからも、その改修でお声がけしていただきました。

その三芳菊の杜氏(であり蔵元)の馬宮さんと、再びお話させていただく機会があり、このコロナ禍で酒造メーカーも打撃を受けているとのこと。

そりゃそうですよね、もともと三芳菊は大手の酒造メーカーではないので、どこの酒屋でも手に入るというものではない。ここ東京でも扱っている酒販店は限られています。不要不急以外の外出を自粛しなくてはならない昨今、こうした小さな蔵元の経営は大変なようです。

しかし、それでもなんとか前に進む決意をされた馬宮さんが、インターネットを使って色々なアイデアを考えられていて、そのひとつが「アマビエ」のワンカップ三芳菊というアイデアなんです。

アマビエって知ってますか

アマビエとは日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられています。

弘化3年(1846年)4月中旬のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

Wikiぺディアより

このコロナ禍で2月の後半からTwitterでアマビエが注目され、多くのクリエイターがアマビエのイラストを書き、疫病退散を祈願するのが流行しましたね。

令和2年2月27日「疫病退散にご利益があるというアマビエの力を借りよう」「コロナウィルス対策としてアマビエのイラストをみんなで描こう」との発想から、妖怪掛け軸専門店「大蛇堂」が、妖怪ファンは周知ながら一般にはほとんど知られていないアマビエの解説と共に大胆にアレンジした強面のイラストレーションをTwitterに投稿したところ、この考えに賛同した多くのTwitter利用者がハッシュタグ「アマビエ」「アマビエチャレンジ」「アマビエ祭り」などを付けてアマビエを自己流にアレンジした作品(イラスト、漫画、動画、ぬいぐるみ、あみぐるみ、刺繍、フィギュア、スタンプ、こいのぼり、その他小物など)を次々に投稿するという動きが起こった。

Wikiぺディアより

ワンカップ三芳菊を準備中

さて、その三芳菊酒造では、オリジナルの新商品として「アマビエ・ワンカップ三芳菊」を準備中です。

ワンカップなので飲みきりサイズの三芳菊。そしてラベルには新型コロナウィルス疫病退散を祈願して、色々な方が描いたアマビエをパッケージにしています。

これが可愛いです。まだ企画の段階なのですが何本かをセットにして販売する予定があります。そして飲み終わったワンカップ三芳菊のカップは、捨てないで家の中で飾っておきましょう。例えばアクセサリとかコインとか入れてもよいし、一輪挿しにしてもいいですよね。

発売は僕がお手伝いさせてもらっている「三芳菊ネットショップ」で発売する予定ですので、いましばらくお待ちくださいませ。

というわけで、コロナウィルスの自粛で凹んでいる場合ではありません。何か自分たちでできることをやっていきましょう!


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