コロナ禍なんかおかしい？

この1ヶ月で次々に疑問が出てきた

今日、総理大臣が「この自粛は延長する予定」というコメントをしました。ブログを書かなかったこの1ヶ月の間。随分自分もコロナウィルスに対して、当初は「コロナウィルス怖い」「伝染しないために自粛は重要」と考えていました。

2月の半ば、僕の周囲でもCOVID19の感染が気になり始めて、マスクやオンガードを欠かさずに外出していた頃、僕自身コロナウィルスは「とても怖い病気」だと思っていました。

当初「感染症」という言葉の響きから、かつてのペストのようにバタバタと人々が死んでいくようなイメージ。そういうものが僕の頭の中にありました。それはきっとテレビを始めとする多くの報道が「恐怖」を伝えていたからではないかと、いま振り返ると思います。

死亡者数より感染者数ばかりが報道される

そして4月になって緊急事態宣言が行われ、その時の世界の感染者は100万人を超えており、ニュースでも東京で1日100人を超える感染者が出たという報道がされ、いま思えば、たかが100人なのですが頭の中では何万人もの感染者がいるような印象を持っており、「こりゃ大変なことになった…」と俯いたものです。

この先の日本は、この疾患によって大きく人口が減るのではないか…と憂鬱な考えが頭の中を支配していました。

ですが、その後1ヶ月後の現在の日本の感染者数は14,000人で総人口の割合では0.01%なんですよね。それでも感染者数が1万人を超えると「怖い」というイメージが重くのしかかっていたのは事実。さらにいえば、死亡者数は約400人。つまり0.0003%です。さらに言えば感染者の致死率は2%です。

これも、日本の感染者数が少ないのは検査を行っていないからである…とか死亡者数も操作されているとかの都市伝説もありますが、僕自身は仮にそうであったとしても誤差の範囲。なぜなら世界全体で見ても感染者数は0.04%で、死亡者は0.002%。感染者数での致死率は7%になります。

もちろん、数字が低いからといっても確実に感染者と死亡者がいることは事実。確実な治療薬（ワクチン）は存在していないにも関わらず、個人的には致死率は低いと思います。というか、むしろ「特効薬がない」ということが人々に大いなる恐怖を与えているような気がします。

例えば、この数年でインフルエンザの感染者数は2017-18年のシーズンで1500万人ですので、新型コロナの1000倍。2019年のインフルエンザの死亡者数は3000人です。

もちろん、これまでの疾患よりも数値が低いからと言って油断はできませんが、こうした数字があることは事実。そして僕がおかしいなと思ったのは、死亡者数よりも感染者数の方が大きく報道されていることでした。

自粛は必要だったのか

そして4月7日に発表された緊急事態宣言。そもそもこの段階で感染者数4,000人、死亡者数80人。なにを以って緊急事態なのか…今考えると少し不思議。ただ、この段階で（現在も）爆発的な感染が予測されたため…ということで、多くの国民は同意したんじゃないでしょうか（もちろん僕も）、それどころか海外では都市封鎖がすでに行われていたので、僕自身「日本は対応が遅いよ」などとテレビに向かって呟いていた記憶があります。

だが、その後のことを考えると外出自粛によって多くの店舗が営業できなくなり、企業も出社する人数が大きく減る。その結果何が起きたか（起きているか）と言えば、日本経済が大きくクラッシュしてしまったことです。

実際に外出しても、飲食店だけでなく衣料や家電製品もシャッターを下ろしていましたし、それが延々に続くことによる経済的な影響は深刻ですよね。もちろん、そのことは緊急事態宣言を出した段階で予測できたでしょう。