自粛やや解除で新宿に向かう
今年(2020年)のコロナ禍が深刻になり始めた頃、僕は妻の還暦の誕生日のお祝いに新宿の魚屋さんに、手巻き寿司の材料を買いにいきました。その時の様子は「新宿の魚屋さん」のブログに記載しています。
そろそろ自粛やや解除の現在(完全解除ではない)、妻と二人で自転車で新宿四谷の「魚よし」さんまで、お魚を買いに行きました。前回のブログでは魚屋さんの名前や住所を公開していませんでしたが、住所は「東京都新宿区新宿1丁目4−3」の「魚よし」というお店です。
今日の新宿は「自粛やや解除」という状態で、いずれの道路も街角も昔と同じ…とはならないまでも、かなり人通りが戻ってきています。そしてマスクを装着しているのは全体の8割。勤勉な日本人を誇らしく思います。
3人分のお刺身をお願いします…という注文
初めてこのお店に来た妻は、お店の状態に感激し、店主のおじいさんと沢山話をしていました。そういう主婦であり母である妻が、魚屋さんで会話をしているのを見るのは、僕はとても好き。
僕たちのリクエストは「3人分のお刺身を三千円の予算で」と伝えると、店主のおじいさんは「3人分で三千円はもったいないから、二千円にして、ほかに千円分なにか見繕うよ」とおっしゃってくれました。
まずは、さっそく「いいマグロがあるんだよ」と、一匹のマグロを取り出して、その場で解体(感激!)。そこから下腹の美味しい部分をサクにして切り出し、刺身にしてくれます。
「刺身は切り出した時が一番美味しいんだよ」…と、続いて、ハマチ、カツオ、タイをカット。さらに貝好きの妻に「タイラ貝」をどっさり切ってくれました。
黙々と刺身を作ってくれるおじいさん。その奥では、おばあさんも黙々と何やら包丁を使って魚を解体しています。いいなあ…こんな店。こんな魚屋に自転車で行ける東京都民の幸せよ(まじで)。
日曜日も営業されているようです
Google マップによると「魚よし」は、日曜定休日と書いてありましたが、今日おじいちゃんに聞いてみると「日曜日もやってるよー」との返事。「一昨日の日曜日は、営業してたのに、お客さんがゼロだったよー」とのこと。僕たちは、そこで毎週日曜日は「魚よし」でお魚を買うことにします。だって、こんな新鮮な魚を、どっさり包んでくれるって、東京都の誇りでっせ(笑)。
…というわけで、これからもここで、お魚のことを沢山教えてもらいつつ、毎週ここで美味しい魚を買い続けたいと思います。みなさんもぜひ足を運んでください。絶対に損しませんよー。
ちなみに、今日の刺身のこの一皿が一人前(合計3人)。もう本当にお腹いっぱいで、それぞれに3切れくらい残してしまって、残りはヅケにしました(笑)。もちろん、魚には日本酒の三芳菊で楽しませてもらいました。あー、幸せ。