ブログ開設して気が付いた3つのこと
「ブログ開設から1ヶ月経過しました」…と書くと「?」と思われる方もいらっしゃるでしょうね。なぜならブログの投稿日を遡ると一番古いブログは2019年5月1日の「ブログを再開させました」になっているからです。
でもこれ、本当は違います。このブログサイトで一番最初に投稿したのは9月の海外旅行から帰ってきた日。9月17日(ちなみに僕の誕生日)で、しかも、その記事は2019年9月8日の「doTERRAイベントに参加します」なんですね。
どうして、こういうことができるかと言うと、僕が使っているWordPressというCMSは時間指定投稿という機能があり、投稿日(公開日)をコントロールできるのです。つまり過去に遡った日や、未来に予約投稿することができるのですね。
このブログは、現在失業者として仕事を探している僕が、リハビリを兼ねて作成しています。もしかして就職できなかった場合は、またフリーランスに戻ろうと思っているからです。
そんな僕は、ホームページを作ることを生業としたのが1996年なので、かれこれ23年もホームページを作る仕事をしています。そんな僕ですが、シンプルに「ブログを作る」という工程が、これまでホームページを作る仕事の経験では得られなかったリアルな経験を得ることができ、実はかなり目から鱗が落ちるような気がしています。
この業界というかモノ作りの世界は、過去のキャリアなんてあまり役に立たないと思い知らされました。まさに現役でモノを作る世界に身を投じないと得られないことがたくさんあります。
そんな風に感じている僕が、この1ヶ月の経験で気が付いた3つの事柄を書きます(かなり長い文章になりそうなので、今日は最初の項目だけを書きます)。
サーチコンソール(Search Console)に取り組む
ブログを開設した限りは、たくさんの人に読んでもらいたい…という願望は誰にでもありますよね。もちろん僕も。そのためにはサイトに人を集めなくてはならない。しかしながら「森川眞行」という一個人が、ブログを公開したからと云って1日に100人も1000人も見てもらえるわけではありません(過去にはそんな時代もありましたけど)。
名も無い一個人がどうやって見てもらえるようにするか。これまでの経験則から、姑息な手段を含めて一応、やれるべきことはやってきました。
まずはサイトのアクセス状態を知るためにGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)をインストールしていますし、僕のFacebookページにブログの紹介記事を貼ってリンクもしています。最近ではブログランキングに登録したりもしています(昨日のブログ記事に書きました)。そして一昨日には、Google AdSenseにも登録して、広告が掲載されるようにもしています。
しかし、それだけではアクセスは伸びません。やはり一番大きいのは、Google検索から人を呼ぶこと。GoogleAnalyticsで言うならば「オーガニックサーチ」に値を大きくすることです。そのためには、さらにサイトが検索する側から、どのように見えているのかを知る必要があります。それを色々な角度から解析するのが、サーチコンソール(Search Console)なのです。
実はこのサーチコンソールですが、かつては「Googleウェブマスターツール」という名称で、僕自身SEOの専門家が使うツールだと思ってあまり興味を持っていませんでした。ところが、GoogleAnalyticsのインストールから遅れること3週間。ようやくサーチコンソールを導入することで、色々なことが見えてきたのです。
自分が書きたいことより人々が読みたいものを作る
サーチコンソールの機能の中で、考えさせられたのは「検索パフォーマンス」です。このサイトが、どの国の、どのデバイスで、いつ、どのページを、どんな検索キーワードを使ったのかが記録されています。
この検索キーワード。大昔のグーグルアナリティクスでは「リファラー」とか呼ばれていたような気がします。
まだ僕のブログは、それほど多く検索されていないのでデータが少ないのですが、その中に「散骨」「微塵がくれ」「終活」というキーワードを見つけました。おそらく散骨は「海洋散骨体験をしてきた」というページに記載されていた言葉で、微塵がくれは「少年忍者風のフジ丸」のページ、終活は「自分の葬式を考えてみる」だと思うのです。
ブログをスタートさせよう…と思った時、おそらく誰もが「自分の書きたいこと、伝えたいこと」を書くと思うのですが、ここに「誰がか知りたがっていること」という視点まで広げてあげることが重要ではないかと思ったのです。そしてそれは、ほんのちょっとでも「誰かの役に立てればよい」と考えました。
些細なことかもしれませんが、この気持ちの変化は自分にとって、まさに「発見」でした。自分の好きなように言わせてもらうぜ…と書き殴ることは、ブログという手法を使わなくても、ノートやパソコンに書けばよいわけで、文章を公開するということは、誰かが「少しだけ課題を解決したい」と考えている人々が「検索」という手段を使った結果に合致することがあるわけです。
そこにあるのは、僕の意見だったり、僕の考えだったり、僕が調べたことであればよい。そして、ここに置く文章は、誰かの役に立てることを常に考えておくべき…と感じました。
これが、僕がブログ開設から1ヶ月で気が付いた一つ目の事柄であります。