精進料理とは
妻が月に一度「精進料理」の料理教室に通っています。今更説明不要かと思いますが、精進料理とは、仏教の戒律に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理のことを指します。
使ってはならない食材は二種類。ひとつは殺生を禁じられているため動物性の食材は使用できません。すなわち肉、魚、卵などがそれに含まれます。もうひとつは五葷(ごくん)と呼ばれるネギ科の植物。すなわち、にんにく、ねぎ、にら、たまねぎ、らっきょうなどです。
と言っても、我が家では急に仏教を熱心に信仰しているではなく、植物を使った料理のクリエイティブさに、驚いています。この精進料理については、また後日シリーズで記事を書いていこうと思いますので、お楽しみに。
で、今回ご紹介するのはドテラの愛用者仲間の方がやっておられるお料理教室で習ってきたものですので、ドテラ社のエッセンシャルオイルを活用しています。精進料理として習ったのではないですが、材料は全部植物で、五葷も使っていません。
今回、ご紹介するのは「人参のマリネ」です。材料は人参・砂糖・味噌・米酢・みりん・胡麻油となります。
人参のマリネのレシピ
まずは人参2本を皮のまま、ピーラーを使ってペラペラにします。オレンジ色が鮮やかで綺麗ですね。
そしてソース(マリナード)の分量は以下になります。
- 味噌:大さじ3杯
- 砂糖:大さじ1.5杯
- みりん:大さじ2杯
- 米酢:大さじ2杯
- 胡麻油:大さじ3杯
- エッセンシャルオイル:オレンジまたはグリーンマンダリン1滴
これらを混ぜ合わせて、人参と絡めて仕上げにエッセンシャルオイルを1滴垂らします。持っていない方は「無し」でもよいです(あった方がいいけどねw)。あとはラップをかけて1時間ほど室温で放置。これでマリナードが人参になじむのです。
グリーンマンダリンについて
マンダリンというのは、要するに温州みかんのことです。このグリーンマンダリンはまだ熟していない緑の状態のみかんを原材料にしたオイル。なんだかとても酸っぱい匂いが心地よく、子供の頃に行った「みかん狩り」を思い出す懐かしい匂い。
グリーンマンダリンのオイルは、まだ成熟していないマンダリンの未熟な若い果実の皮から抽出され、内側からの健やかさや食後の気分をすっきりさせるサポートをすることで知られています。マンダリンはその昔、中国で官吏への贈り物として重宝された果実ともいわれ、健康をサポートしてくれる植物として、伝統的に心や体のケアなどに用いられてきました。グリーンマンダリンに含まれる成分であるリモネンと、γ -テルピネンがともに配合されると健康維持に役立つといわれており、元気とめぐりをサポートしてくれます。また主成分のリモネンのチカラで、住まいを清潔に保つ天然の「洗浄剤」としても毎日活躍してくれます。ほんのり甘く爽やかなグリーンマンダリンの香りを様々な生活シーンで活用して、活気のある環境作りにも。
ドテラ社の商品紹介ページより
ドテラのオイルは体内吸収できるものが多く(飲めないオイルもありますので注意)、グリーンマンダリン、オレンジ、ライム、レモン、ペパーミントなどは我が家では常に食卓に出ており、外食の時も持ち歩いております。
ボトルには「お召し上がり方」という記載があります(上がアメリカで買ってきたグリーンマンダリン、下がレモンのオイル)。
今日の晩ごはんは手巻き寿司
というわけで、今日の晩ごはんは「手巻き寿司」。久しぶりにお刺身を食べます(米も)。お刺身を食べるので、全然精進料理ではありませんが(爆)、僕たちは精進料理を極めようとしているのではなく、野菜を美味しく食べたいだけなのです(笑)