還暦ライブを終えて:PLANET CITY

ライブを終えて少し落ち込む

前回の続き)…というわけで、昨年(2018年)の6月19日にバンドを再結成して、デモテープを作り、それを還暦パーティで配布して初のライブを行ったPLANET CITYなのですが、僕はライブを終えて凹んでいました(笑)

ステージで演奏している時は、そのことで必死だったので、特に感想はなかったのですが、後から演奏している動画の音源を聴いて凹んでしまったのです。

今回のライブは、ステージメンバーにドラムスが不在なので、このライブまでに4人で作ったLogic Pro Xの音源から、実際に演奏するトラック(ギターとベースとキーボード)を抜いたものをPAから流して演奏しました。

いわゆるカラオケ…とまではいきませんが、リズムトラックを流して、それに合わせて演奏するというのは、ゴンゾと1988年頃に一緒にやっていた「遊星都市」のライブでも体験済みなので、そんなに違和感なくできると思っていたのですが…。

やはりドンカマ(リズムトラック)だけが浮いていて、生の演奏(ボーカルや弦楽器)とちゃんと混じっていない違和感。さらにボーカルを含めた練習不足と、ライブの前日一回こっきりしか練習できなかったアンサンブルの弱さ…みたいなものが露呈していると思ったわけです。

配布したCDは、それなりに満足できたが…

そしてライブに比較すると、当日配布した自主制作CDは、メンバー全員で作り上げたものなので、それなりに満足度はありました。そして結成から三ヶ月の間、その音源を作っている間が一番楽しかったのです。

それはきっとゴンゾとみょうが君という、一時期僕と一緒にバンド体験をした仲間と「もう一度音楽を向かい合うこと」ができたからだと思うのですね。考えてみれば僕は、ライブがやりたかったわけではなく、人生最後のバンドで音楽を再構築して残しておきたかった。ということなんだと思っています。

それも、僕のソロではなく、たまたま僕が作った曲が多い状態が「今」なわけで(パーティで配布した6曲入りCDにはゴンゾもみょうが君も曲を提供している)、さらに僕が作った曲で、演奏しているバージョンでもメンバーから容赦ないダメ出しが来たりとか…そういった取り組みこそが「音楽を作っている」と感じられる瞬間なのだと思うのです。

ファーストアルバムを作りたい

そこで、やはり「自分たちの音」と言える形を残したい。できればファーストアルバムとして形にしたい(パーティ配布のCDはあくまでもデモテープとして)、そこには妥協しない全力投入したい…と考えるようになりました。ライブの出来がよくなかったことなんて、どうでもよい…というか、練習していないのだから出来が悪くて当たり前なのだから。

そこで昨年、ライブが終わってから再びLogic Pro Xに取り組み、音楽を作り続けています。

し、しかし…今年になって春頃から僕が「小説を書くこと」に没頭してしまい、この半年くらいちょっと停滞しており、誠に遺憾に感じています(すみません)。

なので、ファーストアルバムを作りたい…という最初の気持ちを忘れず、またPLANET CITYをリスタートしていこうと思っています。そしてこのブログで、その途中経過をいくつか音源として公開していこうと思っていますので、よろしくお願いします。

あ、それとこのブログ記事から、カテゴリを「バンド歴史」から「PLANET CITY」に変更しました。もう歴史ではなく、まさに今を報告していきたいので。

つづく


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