GANTZ
個人的にはサイボーグ009、AKIRAと同じくらいに高評価のSFであり、社会人になって単行本の発売がこんなにも待ち遠しかった漫画は、GANTZとドラゴンボールでした。
個人的にはサイボーグ009、AKIRAと同じくらいに高評価のSFであり、社会人になって単行本の発売がこんなにも待ち遠しかった漫画は、GANTZとドラゴンボールでした。
『沈黙の艦隊』『ジパング』などの軍事漫画を得意とする、かわぐちかいじの漫画が原作。漫画では明確に敵は中華人民共和国となっているが、映画版では、諸般の事情からか、相手国を中国から架空の国家共同体「東亜連邦」(とうあれんぽう)に変更されている。がしかし、誰が見ても敵国は中華人民共和国だ。
とにかく、アンドロイドの綾瀬はるかが可愛いのです。ジローに対しては優しい彼女なのですが、ジローを攻撃するやつにはめっぽう強い。そして1年前にやってきた彼女のように、大食いなのであります。でもそれが、とても可愛い。
岡田准一主演の戦争(?)映画 2013年の日本映画、主演は165cmの岡田准一と、170cmの榮倉奈々。もともとは有川浩という女性小説家の作品がオリジナルで、そこから漫画、テレビアニメ、劇場アニメが発生し、これはその実写…
監督は、八つ墓村、砂の器などの野村芳太郎。主演は桃井かおりと岩下志麻。そして原作は松本清張。流石に原作が松本清張だけあって、しっかりした映画。しかし、何よりも主演女優のふたりがすごい。最後まで飽きずに見れる映画。
この映画の公開は沖縄県だけの劇場公開だったらしく、エンドロールを見ていても、沖縄県バックアップ体制が見て取れるし、沖縄県民のための映画なんだと思った。
この当時の浪商は東淀川区(阪急淡路)にあったらしいが、何度も出てくる淀川の堤防が懐かしい。うちの高校(大阪学院大学高校)も、淀川沿いにあって、体育の授業では、マラソンでずっとここを走らされたことを思い出します
無意識に「ウォッチリストに追加する」ボタンをクリックしていたところ、さっき確認したら、なんと48本連続して日本映画がリストアップされていました(笑)。
この作品はテレビドラマというよりは、毎回が1本の映画のような熱量で見ているものを圧倒します。なにしろ、監督が神代辰巳、深作欣二、恩地日出夫、工藤栄一…etc。
焼き鳥屋さんで「すずめ」を食べた事があるだろうか。生きている時そのままの姿で串に刺され、火で焼かれる。その雀を人間は口に入れ、雀の頭蓋骨を口の中で噛み切り、プチっと音がしたあとに、雀の脳みそがトロっと口の中に溢れる感触を楽しむ。
この映画は当初、転落事故に遭遇した窪塚洋介の復帰作らしく、本来はドンの役立ったそうです。むろんこの映画はドンちゃんが素敵な役所には違いないし、役者としても、やりがいがあったのでしょうが、窪塚洋介はあえて鉄矢の役を希望したそうです。
獅子神を止めようと犬屋敷が立ち向かう後半。新宿(特に西新宿)で、僕たちが見慣れたビル街での戦闘はかなりリアル。これは実写ならではのカタルシス。このあたりは、ハリウッド作品(アヴェンジャーズとか)といい勝負するようなCG合成。
大阪国の男たち(これには深い意味がある)が決起するシーンは、さぶいぼ立ちます。つか、うっすら涙ぐんだりもする。僕も瓢箪を見たら真っ先に駆けつけると思います。なぜなら大阪が大好きだから。
僕自身、もう人生も残り少ないので、一攫千金の成金とかあまり興味がない。けど、アニキが生きている感覚は共鳴できる。それは「誰かの役に立ちたい」ということ。
ついタイトルで連想してしまうのが、昔のテレビドラマ「泣いてたまるか」なんですよね。渥美清主演の人情ドラマで、小学校の頃に観て「大人になるって大変だなあ」と思ったものです。
あと小学校時代は一年に何度か体育館で映画鑑賞というのがあったり、地域の公民館の「こども会」でも映画上映をやっていたな。わんわん忠臣蔵はスクリーンで観た記憶はないけど、同じ東映動画の「安寿と厨子王」は観て涙した記憶があります。
土曜日の夜なので、久しぶりに大画面のテレビで妻と一緒に映画を見た。と言ってもアマゾンプライムビデオである。テレビに繋がっているAppleTVがプライムビデオをサポートしていたのです。2017年なので比較的最近の作品、東野圭吾の同名小説を原作としているのだけど、そのことは見終わってから知りました。
そこからのラストファイトは素晴らしい。序盤で大人数の大乱闘シーンになったので、このまま集中できないかも…と思っていたら、個別にサクラは笛吹き女と、マキは「ミスター正道空手」とのリベンジマッチへと場面を変える。
なんかすごい映画だなあ…と思って、思わずサーチしてしまった。それもそのはず、監督は「誰も知らない」の是枝裕和なのです。そしてのぞみを演じている女性は「リンダ リンダ リンダ」でボーカルをやっていた、韓国人のソンさん。ペ・ドゥナだったのです。
なんてことはどうでもよくって、僕がこの映画を観たかったのは、妖怪ぬらりひょん役で、忌野清志郎が出演していたからだ。オープニングから、神木隆之介が頑張って演技しているのを見ながら、ひたすら清志郎の登場場面を待った。
その「風のなかのあいつ」なのですが、最初にびっくりするのがオープニングの映像。なんと主題歌は沢田研二が歌っています。
目の前で楽しそうにしている寅さんと「とらや」の人々は生き生きと昭和の良き時代を過ごし、それは自分の脳内にある昭和の良き時代にリンクするのですが、ふと気がつくと、もうそこに寅さんは居ないという現実の哀しさ。そこで僕たちの涙腺は緩みっぱなしになるのです。
映画のなかで、ハルオが言っていたが、バンドってのは、うまくいっているときは怪獣みたいな破壊力がある。何をやってもうまくいく…と。確かにそうだ。リハーサルを重ねるごとにうまくなるし、それは一気にライブで放出される。新曲ができるのも、ツアー中だったりするもんな。バンドはツアーで成長する。そのことがよく解っている映画。
この「さそりシリーズ」も女囚モノというだけあり、ばんばんヌードが出てきます。しかも時代を感じさせるおっぱいだけで、まるで『時間ですよ』の女湯のシーンのようです(笑)。もうね、オープニングから女囚たちのヌードの嵐で、お腹いっぱいになります。
昨年の末にお亡くなりになった梅宮辰夫さん。晩年は貫禄のあるよきパパだったり、料理人的なイメージ、その前は「仁義なき戦い」シリーズの無法者のヤクザのイメージがあると思うのですが、僕にとって梅宮辰夫は、この「帝王」シリーズや「不良番長」シリーズの、プレイボーイでスケコマシな役が最強だと思います。
第二作は、さそり(梶芽衣子)の演技が素晴らしいです。セリフも2、3しかなく、それで映画一本を成立させるって、すごいと思います。さらに前作以上に梶芽衣子が美しい。そんなカットが山の如しで傑作だと思います。
そういう意味では、日本映画のエンタティメントとしては限界かもしれないよね。よくやった。けどルパン三世の設定がうまくいっている以上、これってハリウッドに持っていけば、もっと面白い映画になったのかもしれない(そもそもアルセール・ルパンの孫が日本人ってのが無理があるし)。あ、でもエンディングのかっこよさはタランティーノみたいでかっこいい。それで全部許す。
作品的には、見た瞬間から「低予算映画」というカテゴリで観てしまっているので(僕が)、100点満点でいえば50点が「低予算映画」の最高得点だと思うのですが、この映画では48点くらいの素晴らしい青春映画。
2004年の三池崇史監督、宮藤官九郎脚本の日本映画。主演は哀川翔。さえない小学校教諭がゼブラーマンに変身する。途中で出てくる、鈴木京香演じるゼブラナースがいい!この当時、鈴木京香はまだ30代半ばだと思われるが、すでに熟女の貫録(笑)かなりエロエロで目が釘付けになった。
2005年の日本映画。地方都市の高校の学園祭を舞台に4人組のガールズバンドが、ステージに立つことを目指し特訓する物語。映画タイトルにもなっているように、バンドが演奏するのは、ザ・ブルーハーツのリンダ リンダ リンダ。
すばらしい映画だった。特にラストシーン。雨の中を、暴雨の中を、傘をもって、ぐんぐん歩いていくおばあちゃん。傘がオチョコになってもなお、どんどん進んでいく。そして、おばあちゃんを追いかける、孫と子供たち。ぬかるんだ田舎道で、泥に足を取られて転んでもなお、全力で、全力疾走でおばあちゃんを追いかける子供と孫。
大友勝利を演じる千葉真一。やくざの最低な人格を見事に演技している。頭が悪くて、自分(たち)の事しか考えず、カネと女と酒のことしか考えない最悪な人格を見事に演じている。セリフのなかで「おめこ」とか「せんずり」とか放送禁止用語をばんばん連発する。見事だと思う。最強である。最低である(笑)
何が印象に残るかというと、学校の生活。誰もが経験してきた中学や高校の風景。映画を観終わって残るのは、この映画に出てくる高校生たちではなく自分自身なんだよね。教室、放課後、体育館、屋上、廊下、校舎の裏…。沢山の思い出がある場所。そんな場所での自分自身の記憶が、この映画と重なってくる。映画がよいのか原作がよいのか分からないけど、まあ、そんなことはどっちでもよい。
最初にタイムスリップするのは、昭和39年の新中野駅周辺。セットはハリボテ感が拭えないチープなものだけど、出てくるディティールが駄菓子屋、赤電話、映画館、屋根付き電話ボックス、パチンコ&スマートボールなど…何もかも懐かしい。昭和39年と言えば、まだ僕は幼稚園児だし、ほとんど当時の記憶もないのだけど、懐かしい気持ちになれる。
映の白塗俳優だった勝が、この映画でダークヒーローを演じたことで爆発的な人気を誇ったとwikiに書いてあったが、まさにその通り。イカサマ博打はするし、金にも汚い座頭市は、すごくリアルで、これまでにないキャラだったんじゃないかな…と思う。
深夜放送のリクエストカード、モーリスのフォークギター、休み時間に学食にダッシュして食堂のおばちゃんに押し寄せる男子高校生(男子校なので)、「阪急電車の中でチョンコしばいたった」というセリフ、女子高生見つけては遠くから「オメコー」と叫ぶ姿。学校帰りにカツアゲされること。ロック喫茶、アングラ劇団…。なんでこんなにも僕の高校時代をトレースしているんだろう…と思うくらいに笑える。